リターン～ある外科医の逆襲～ネタバレ127話【ピッコマ漫画】保身に焦り怒り狂う宗利

理事長室で会談する宗利と徹。

その会談で徹は、宗利が大日病院時代に自分に行ってきた仕打ちと過去に行ってきた数々の悪行が書かれたマリーの書類を提示します。

そして、最後のチャンスとしてこの内容を表に出されたくなければ、美穂に財産を全て譲り不正に得たものは全て寄付をしろと告げられます。

宗利は動揺し感情を抑えきれず怒り狂います。

しかし、転んでもただでは起きない宗利は自身の保身のために慌てふためきながらも再び動き出すようです。

焦った宗利はどの様な動きをみせていくのでしょうか。

それでは本編をみていきましょう。

リターン～ある外科医の逆襲～127話のあらすじ込みネタバレ

崩壊が始まる宗利

徹が理事長室を去ったあと、宗利は荒れていました。

パソコンや資料などの仕事道具や装飾品など、その場にあるものを投げ捨て怒り狂ったように暴れまわります。

その様子に為すすべなく恐怖に振るえる秘書と、青ざめた表情の本居教授はその場で固まっていることしかできません。

宗利の脳裏の中で、理事長室での徹の言葉が自分の心を逆撫でするように鳴り響きます。

資金横領、賄賂、製薬会社からのリベート、秘書とのことなど７年間に渡って行ってきた自身の悪事が今まさに自分に返ってきているのです。

徹から最後のチャンスとして要求された提案を宗利としては絶対に飲むわけにはいきません。

しかし、飲まなければ今まで自分がしてきたことが全て会長や宗成に知られるという事実。

そうなれば、もはや宗利は大日グループから追われる立場となる。

徹を止める方法をなんとしても見つけ出さなければ。

全身が振るえるほどに興奮し、完全に冷静さを失った最中、突如宗利の頭に痛みが走るのでした。

その場に、手をつく宗利に心配して秘書が駆け寄ります。

しかし、その秘書の優しさにも応えることなく彼女の頬を叩き振り払う宗利。

ふらつく秘書に本居教授もさすがに黙っては居られず立ち上がります。

それでも、宗利の頭の中はどうやって自分を保身するのかでいっぱいになっています。

製薬会社のリベートがバレた場合が一番まずい。

すると、宗利はその場に立ち尽くしている本居教授に声をかけます。

製薬会社からリベートを受け取ったことがあったなと。

しかし、このリベートは宗利の指示によってやむを得ず受け取ったもの。

ですが宗利は、そんな指示をした覚えはない本居教授を指差します。

自身に罪を被せようとする宗利に青ざめた表情で立ち尽くす本居教授。

そんな本居教授に宗利は早口でまくしたてるようにネクタイをつかみ詰め寄るのでした。

自首しろと・・・。

トカゲのしっぽ切りです。

この瞬間、この地位を手に入れるためにしがみついてきた本居教授はなにかの糸が切れたようでした。

そして、その場を離れた彼は、せめて自身の過去を反省するくらいはしたいと電話を手に取るのでした。

春馬にも忍び寄る宗利の焦りと保身

一方、胆嚢炎の手術を終えた春馬は同僚の医師と談笑しながら更衣室で着替えています。

すると、後ろで壁により掛かり疲れ果てて眠っている徹の姿が。

同僚の話では、どうやら数日間連続で救急の肝移植手術に追われ疲れ果てているとのこと。

起こしてはいけないと、そっと更衣室をあとにする同僚医師。

その場に残ったのは春馬と眠っている徹の二人きりとなります。

すると、やつれた表情の春馬はスッと徹の方へ向かいます。

疲れて眠っている徹と立ち尽くす春馬。

春馬は宗利と徹の顛末を宗利自身から聞いていました。

そして、宗利は保身に焦り罵声を浴びせるように春馬にどんな手を使ってでもなんとかしろと投げ捨てていました。

その事が脳裏をよぎる春馬は、青ざめた表情で両手を伸ばすのでした。

徹の首元へ・・・。

続きは本編をお楽しみください。