悪女に義理などありません ネタバレ28話【漫画】陸軍将軍に復帰したパスカリーナ！

漫画『悪女に義理などありません』28話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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ジュジュの予想外の事態

パスカリーナを追い詰めていくはずのジュジュの作戦。

しかし思いがけない展開によって、その作戦は立ち消えてしまいます。

パスカリーナと陸軍の噂を流して不信を抱かせる予定だったのに、それを凌駕する話題が入ってきてしまったのでした。

街は、連続放火というセンシティブな話題一色に染まったのです。

悪女に義理などありません28話のあらすじ込みネタバレ

パスカリーナを追い詰めたいジュジュ…しかし？

ジュジュはルスランと、朝の乗馬を続けていました。

上流階級の雰囲気を把握するためでもありましたが、本来の目的は別にあります。

この日も一人の貴族の男性が、帝都には慣れたかとジュジュに話しかけ、わからないことがあれば聞いてくれと笑いかけてきました。

 

ジュジュは笑顔でお礼を伝え、最近何だか雰囲気が怖いのだと呟きます。

陸軍の全体監査があるようだが、陛下がそうするなんて陸軍将軍は今までなにをしてきたのだろうかと問題提起したのです。

朝の乗馬の一番の目的は、小さな種を貴族たちの間に植え付けることでした。

 

何食わぬ顔で話の種をまいたら、あちこちで芽を出し始めます。

もちろんパスカリーナ、そして陸軍に否定的な話でした。

火をつけたように広がっていく話に、ジュジュはニヤリと笑います。

 

話の中心は、徴兵制と軍用品の発注でした。

特に軍用品を受注する代わりに見返りを渡したという証言が相次いだこともあり、パスカリーナを少しずつ追い詰めていくはずだったのです。

しかし事態は、どうもジュジュの思わぬ方向へ転がっていきました。

 

始まりは、ある酒場の入口が黒く焼け焦げていたことでした。

その次は市場に置かれていたリヤカー、それからすぐに倉庫の半分が燃やされます。

誰かが意図的に燃やしたことは明らかです。

現場に残されたメッセージ

そして今、パスカリーナが声を張り上げて指揮にあたっている現場は酒蔵でした。

これで何回目だろうかと怯えた市民が話をしています。

今回もあのメッセージが残っているのだろうかという話し声を、ジュジュは黙って聞いていました。

 

相次ぐ火災のテロに、賭博や軍への納品の話はされなくなり、人々の間には新しい話題が広がり始めます。

一人の部下がパスカリーナのところへ駆けつけ、あれが見つかったと叫びました。

またかとパスカリーナはため息をつきます。

 

火事の現場には、血文字のような真っ赤な文字が残されているのです。

今回も壁にその文字が残されていました。

南部のぶどう畑は独立を求めると書かれています。

 

火事の現場に毎回残されているメッセージが意味するのは、最近議論になっている酒税改編問題でした。

政策がまだ施行されていない中、南部の酒造家たちは改編に反対しています。

帝国の酒類市場はアルコール度数の高い輸入品が大半を占めていました。

 

酒税改編は元々国産の酒類を保護する目的でしたが、アルコール度数に応じた税金をかけようとして摩擦が起きたのです。

考え込むジュジュの前に男性が進み出て、ブローチを買わないかと手にブローチを乗せて話しかけました。

ジュジュはピクッと反応し、ブローチを覗き込みます。

 

ミルタが送った幽霊かとジュジュが小声で話しかけると…！？

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悪女に義理などありません28話の感想