悪女に義理などありません ネタバレ32話【漫画】ジュジュにとって本当の復讐の幕開け

待ち望んだ瞬間！

ジュジュにとってヒラリオンへの復讐は復讐のうちに入りませんでした。

まさにここからが本番だとジュジュは考えます。

ジュジュがパスカリーナの居場所を察知し、ルスランがパスカリーナを追いました。

パスカリーナを逃さず、彼女に復讐するために…。

悪女に義理などありません32話のあらすじ込みネタバレ

ルスランは馬車でパスカリーナを追う！

パスカリーナは馬に乗ったままルスランに怒鳴りました。

ルスランは少女を守るように抱き寄せ、横に身を投げます。

間一髪、その横をパスカリーナが馬で駆け抜けていきました。

ルスランとパスカリーナの視線が一瞬交錯します。

慌てて駆け寄る皇室警備隊の隊長に、包囲を破るには自分を狙うだろうと分かっていたので、備えていたおかげで無事だったとルスランは笑顔で答えました。

窮地に陥ればネズミでも猫に飛びかかるものです。

ホッとした隊長に、ルスランは馬車を一台借りると伝えました。

当惑する隊長でしたが、ルスランは馬車でパスカリーナを追ったのです。

馬車で、しかも一人で後を追うなんて無茶だと反対する隊長に、ルスランは出世したいので損になることはしないと笑って答えました。

それに何より、一人ではないのです。

二人で行くと答えたルスランの言葉通り、馬車の屋根の上にはジュジュの姿がありました。

すっかり日が沈み暗くなった中、ルスランは猛スピードで馬車を駆けます。

パスカリーナを追う二人

あんな建物なかったのにとジュジュは呟きました。

5年前とは街並みがだいぶ変わっていたのです。

探知魔法を使った時にざっと道を見ておいてよかったとルスランは微笑みました。

まさかあんな短時間、少し見ただけで帝都の道を覚えたのかとジュジュはぎょっとします。

ルスランはその驚きを褒め言葉として受け取ることにして、将軍は？とジュジュに尋ねました。

ビックベルク方面の東の関所に向かったとジュジュは即答します。

放火事件のせいで街に人がいなかったのが幸いしました。

ルスランはさらにスピードを上げます。

屋根の上で、ジュジュはヒラリオンのことを思い出していました。

彼は長年の恨みの中でも片隅で埃をかぶった男だったので、彼を断罪したのは復讐の練習に過ぎなかったのです。

今回こそが本当の復讐の始まりだとジュジュは思いました。

ついに馬を駆けるパスカリーナにルスランの馬車が追いつきます！

ルスランの存在に気付いたパスカリーナは…！？

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