復讐の皇后 ネタバレ71話【コミコ漫画】雨降りしきる中で打ち明けられる本心とは？

漫画『復讐の皇后』71話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回『復讐の皇后』70話はこちら

パトリツィアがローズモンドへの贈りものの意図を語ります。

しかし、それがわかりにくいものなので、読んでみて自分自身で判断してみてください。

 

そして、前回雨の中ロスシーを呼び止めたペトロニラは、彼に何を話すのでしょうか。

復讐の皇后　71話のあらすじ込みネタバレ

パトリツィアの意図

ざーざー降りの雨を、安全な部屋の中から眺めるパトリツィア。

 

彼女に対して、侍女のミルヤは苦い顔で花束を受け取ったローズモンドの様子を伝えます。

困惑した思わしくない態度であったと。

 

その態度であたり前だろうと、パトリツィアは返します。

素直に喜ばれでもしたら、それこそ驚くことでしょう。

 

ミルヤはパトリツィアの考えがわからない、自分を叱ってくれてもいいから、理由を教えてほしいと伝えます。

ひょうひょうとした様子のパトリツィアに、ミルヤは精一杯訴えました。

 

パトリツィアはひっそりと微笑み、特別なことはない、ローズモンドの望み通りにパトリツィアたちが、行動しているように見えることが大切なのだといいました。

 

困惑するミルヤに、それ以上は答えられないと言います。

ずっと誰もわからないかもしれないし、いつか判明するかもしれない。

 

大事なのはパトリツィアが把握していて、誰かが真相をつかんでも抜け道があることだと言います。

パトリツィアにしては珍しい、奥歯にものが挟まったようなはっきりしない言葉でした。

窓の外に雨にパトリツィアは言及し、ペトロニラのデートを心配します。

 

やっと自分が十全にわかる内容になったことに安堵したミルヤは、適切な程度の逆境は恋愛を発展させる、ペトロニラは聡明で美人だから大丈夫だろう、と語りました。

 

そう、姉を心配していたパトリツィアを慰めていたのでした。

その逆境という言葉に思うところのあったパトリツィア。

じっと雨を見つめ、自分自身のことができていないのに、ペトロニラのことを心配する必要はなかったと考えているのでした。

ご機嫌なローズモンド

一方ローズモンドは、お風呂上りにパトリツィアから贈られた香水をみつけました。

背後に飾られたバラを見つめてほくそ笑み、気持ちよさげに香水を振りまくのでした。

愛が怖い

降りしきる雨の中、ロスシーを呼び止めたペトロニラ。

彼にとても怖いのだと告げました。

 

驚き問い返すロスシーに、ペトロニラはとつとつと話し始めました。

愛するのが、愛にとらわれるのが怖いのだと。

 

暗い牢獄を思いながら、運命を信じた結果傷つくことになったから、運命を信じられない。

最後の最後まで運命の人だと信じていたけど、違ったのだと。

 

断頭台の回想とともに語ります。

その経験から人を愛さないことを決心しました。

 

くだらない勘違いでみんなを巻き込んだ私は、人を愛することができない運命なんだと痛感したから決心したのです。

 

ペトロニラは水晶玉を抱きしめ、ロスシーを見つめます。

とうとう、こんな自分でもいいのなら、ロスシーと付き合いたいと言いました。

 

ロスシーは涙を流すペトロニラを優しく抱きしめます。

そして、ペトロニラは愛し愛されるべき資格のある女性だと言いました。

 

その言葉をうまく受け取ることができないペトロニラに、ペトロニラのそれは過小評価だと伝えます。

そして、再び愛しているのだと伝えました。

 

それに、ペトロニラはそっと感謝を返すのでした。

ペトロニラ、自室にて

時は進み、家のベットの中にペトロニラはいました。

雨を避けることもなく受けていたことか、はたまた体調を崩しかけていたのか、侍女に小言を言われています。

そして、ベットの上にある水晶玉を侍女が見つけます。

 

慌ててペトロニラが、考えすぎたときに手をかざすものらしいと弁明すると、侍女は怪しみました。

ペトロニラが別にいいだろうと言い返すと、話を変えるため剣闘場の男女の噂を持ち出しました。

 

それはペトロニラとロスシーのことでした。

 

噴き出してしまったペトロニラを見て噂が誰のことなのかに、侍女が感づいてしまったので、ペトロニラは慌ててロスシーが風邪をひいていないか確認させるようにいうのでした。

復讐の皇后　71話の感想

 

侍女にも教えたくないということでしょうか？

そして、ペトロニラはとうとう一歩を踏み出すことができましたね。

 

長かったです。

彼女にもやはり記憶があるようですので、恋愛がトラウマになってしまっても仕方がないと思います。

しかし、これで幸せへの一歩を踏み出せそうでよかったです。

 

パトリツィアがローズモンドにバラや香水を贈ったのには、やはり意図がありました。

そして、ペトロニラは過去の恐怖から一歩踏み出し、ロスシーと付き合うことになりました。