復讐の皇后 ネタバレ72話【コミコ漫画】ローズモンドがなりふり構わず皇帝に迫る！

漫画『復讐の皇后』72話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回『復讐の皇后』71話はこちら

怪しい薬を入手していたローズモンドがとうとう動き出します。

あの薬は何なのでしょうか？

そして、皇帝はローズモンドの策略に陥れられてしまうのでしょうか？

 

また、ローズモンドの計画を知ったパトリツィアたちの動きにも注目してみてください。

復讐の皇后　72話のあらすじ込みネタバレ

ペトロニラ達の様子

どこかの室内、ペトロニラがロスシーとともに居ます。

何かを恐れるペトロニラがロスシーにしがみつきました。

 

短いですが、二人の関係が発展したことが示されているシーンでした。

怪しいワイン

皇帝が中央宮にいることを侍女に確認するローズモンド。

ワインとあの怪しげな薬を持ち、黒いローブを着込んだローズモンドは皇帝のもとへと進みだしました。

 

謁見にやってきたローズモンドに、皇帝は冷たくやってきた理由を問います。

ワインを持ってきたのだというローズモンドに、帰れという皇帝。

 

しかし、ローズモンドはかつて恋した人との最後の時にしたいのだと言い、皇帝は折れることになってしまいました。

 

皇帝のワイングラスにこっそり薬を仕込み、何食わぬ顔で乾杯しようと差し出しました。

皇帝は乾杯には応じずにワインを飲み、一杯飲んだら帰るように、と強く言い含めます。

 

ローズモンドは怪しげな顔でそれに同意するのでした。

パトリツィアは動揺しない

ローズモンドが皇帝のもとに向かったことを知った侍女、ミルヤが驚きとともにそれをパトリツィアに伝えます。

ラファエラはそれに憤慨し、誘惑しに行ったのだと言いますが、パトリツィアは涼しい顔です。

 

困惑したラファエラは、パトリツィアに気になったり、腹が立ったりはしないのか？　と聞きました。

そして、子供を授かろうとしているのだろうか？　と。

 

パトリツィアはそれに同意し、子を産んだら皇后になれるかもしれないと言います。

そうは言いながらも冷静なパトリツィアをラファエラが疑問に思います。

 

パトリツィアは微笑み、理由があるのだと言いました。

今夜パトリツィアが警戒するべきことは、ローズモンドが皇帝の寵愛を再び得ることだと言います。

 

しかし、これ以上やられっぱなしではいないと言いきります。

そして話を急に今夜の美しい月に変え、それを見に散歩しに行こうと言いました。

皇帝の抵抗

ローズモンドの行動を怪しんだ皇帝が、何を企んでいるのかと問います。

それに、あまり傷ついた素振りもないまま、企んでるなどと言われ傷ついた、などとローズモンドが言いました。

 

ローズモンドは、皇帝がワインを全部飲み干したのを見ると、酔って熱くなってしまったと言い、ローブを脱ぎ捨てました。

そして見えたのは、白い肌と、薄く白い一見ネグリジェのようなドレスでした。

 

煽情的に肌を見せつけ、涙ぐましい努力だとは思わないか？　と皇帝に問います。

もう終わった関係なのだから未練などないはずだという皇帝に、ローズモンドはすり寄り、高貴な皇帝だからそれは当たり前だと言いました。

 

でも、娼婦はその皇帝の心を奪うのだととも言います。

その単語に皇帝が驚くと、ローズモンドは皇帝に抱かれるのなら娼婦になったってかまわないという人は五万といるのだと返しました。

 

すり寄るローズモンドを押し返し、皇帝は少し歩きます。

しかし、その歩みはすぐに止まってしまいました。

 

そして普通のワインじゃないだろうとローズモンドを問い詰めます。

とぼけるローズモンドに皇帝は呆れ、部屋から出ていけと突き放します。

 

ローズモンドは懲りずに皇帝に抱き着き、ひとたびすっきりすればその症状も収まると話しました。

私が他の誰よりも皇帝のことを知っているのだから、子供が欲しいのだとつたえます。

 

それを聞いた皇帝は鼻で笑い、その執念深さに驚きます。

魂胆がばれて、再び皇帝に拒絶されようともローズモンドはあきらめません。

 

薬が効いてきたのか、震え、異常に汗をかく皇帝はローズモンドの手を振り払い、居座るローズモンドを置いて自身が部屋を出ていくことにしました。

 

それを見たローズモンドはおかしそうに笑い、抵抗したとしても逃れることはできないのだと、一人ほくそ笑むのでした。

復讐の皇后　72話の感想

ローズモンドが皇后の座を手に入れるために必死なことは知っていましたが、ここまであられもなく、ともすると下品な行動をするのだとは思っておら、驚きました。

 

あれだけ依存していたローズモンドに自ら抵抗し、部屋を出ていく選択をした皇帝は以前を考えると非常に成長したと思います。

感慨深いですね。

 

二人ともが出歩いているのだとすると、もしかしたら今後この二人が鉢合わせする可能性もあるかもしれませんね。

 

ローズモンドはあの怪しげな薬を皇帝に盛りましたが、皇帝は抵抗し、目的を達成することはできませんでした。

また、そのローズモンドの挙動を知ったパトリツィアは、なぜか余裕の表情を保っていたのでした。