君の悪夢、美味しくいただきます ネタバレ31話【漫画】2人を追いかけた佑介が見たもの

先輩を追いかける風斗を追いかける佑介

あの男、先輩を見つけて追いかけた風斗。
しかしその風斗を佑介が追ってしまい……！？

君の悪夢、美味しくいただきます31話のあらすじ込みネタバレ

風斗の入学直後

風斗が入学して間もない頃は、大学には悪夢率の高い人間が大勢いると聞いていました。
しかし実際はそんなこともなく、高校の方がマシだったのです。
そんな時に見かけたのがあの男でした。

彼は純度の高い魔力を発していたのです。
術者や道士のように隠すこともなく、魔力をゆらゆらと漂わせていました。
風斗は最初に見かけた時に目が合ったものの、面倒ごとには関わらないでおこうと背を向けたのですが……。

なんと彼から声をかけてきたのです。
1年生かと問われた風斗は素直に頷きました。
すると彼は風斗に向かって、珍しいと、初めて見たと言ったのです。

首を傾げる風斗でしたが、彼はすぐに、これが夢喰い悪魔か、と……。
風斗が隠している翼は他の悪魔とは違うと言い当てて、面白いと言うのです。
何を言っているのか、と誤魔化す風斗。

彼は風斗にとぼけなくていいと笑いかけました。
風斗と取引をしたいと言い出したのです。
夢喰い悪魔に興味があるから研究させてほしいと持ちかけたのでした。

彼を追いかけた風斗

彼を追いかけた風斗はすぐに攻撃を仕掛けました。
風斗は冷たい目で倒れた彼を見下ろし、魔薬を盛っておいてこうなるとは思わなかったのかと問いかけます。
彼は、手を貸してやっただけだと答えました。

最初は風斗がなぜ平凡な佑介を気にかけているのかわからなかったと。
佑介だけを特別扱いしているのがわからなかったそうです。
夢喰い悪魔が人間を「食糧」としてどうやってランク付けしているのかわからないけれど、風斗があれだけ必死になって佑介と仲良くしているということは、佑介はさぞかし「高級食材」なのだろう、と薄笑いを浮かべる彼。

言いたいことはそれだけかと問う風斗に彼は、手を貸してあげると言ってるのにひどいと言うのです。
佑介を捕食するために近づいたのであれば、食欲魔薬はうってつけだろうと。
あの時、風斗はもう少しで捕食できそうだったのに、あろうことか取り逃した、そう言う彼に風斗はピクリと反応し、首根っこを掴み上げました。

あれは取扱注意の医薬品です。
なぜ彼が持っているのか、どこまで知っているのか？
すると彼はニヤリと笑い、そんなことよりもっと気にした方がいいこともある、と。

なんと風斗の後ろに2人を追いかけてきた佑介がいたのです！
自分が「高級食材」とはどういうことかと佑介は風斗に問いかけました。
風斗は人間じゃないのか、と……。