私を溺愛する2番手男キャラを育てました ネタバレ27話【漫画】レイノードが初めて街へ出る

漫画『私を溺愛する2番手男キャラを育てました』27話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「私を溺愛する2番手男キャラを育てました」26話はこちら

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レイノードは13歳の誕生日を迎えました。

誕生日パーティーが大成功に終わったので、今度はレイノードの願いを叶える番…？

ダンスレッスンの時に、レイノードはユリナと一緒に出掛けたいと申し出ていたのです。

 

もうそろそろ、アカデミーへの入学準備が始まるものと思われ、小説の中の展開が進んでいくようです。

これまでは、ユリナにとって不利な展開を回避するために動いてきたのですが、やはり避けて通れないものがあるようで…。

私を溺愛する2番手男キャラを育てました27話のあらすじ込みネタバレ

とっておきの誕生日プレゼント

街へと下る道中、レイノードは馬車から見えた街並みに感動しっぱなし。

ユリナにとっては何の変哲のないものでも、レイノードは街に出るのが初めてで、物珍しさにワクワクが止まらないようです。

アレもコレも見たいと1人ではしゃぎまわっていました。

 

ユリナは、ベシーに頼んでいたおつかいの進捗を尋ねます。

レイノードが欲しいと言っていた羽ペンにインク、ノート類を無事に調達できたようです。

誕生日プレゼントらしからぬチョイスは、レイノードの勤勉さを物語っていました。

 

そんなレイノードのリクエストとは別に、プレゼントを用意していたユリナ。

あらかじめ街で予約注文をしておいたのか、ここに来て手渡すことにします。

それは、赤い宝石が大きくあしらわれたブローチでした。

 

ユリナは、レイノードの着ているジャケットの襟にさっそくつけてあげます。

煌めくルビーは、レイノードの瞳をイメージしたものです。

ユリナが自分のために特別に用意してくれたプレゼントとあって、レイノードの嬉しさは何杯にも膨れ上がって…。

 

その場でベシーに何やら相談し始めるレイノード。

ユリナに聞こえないようにして、2人は何か思い付いたように突然別行動すると言い出します。

どこに行くのかと尋ねても「秘密」だとして教えてもらえず、ユリナはその場で待っているように言われてしまいました。

嫌な予感

街角をぼーっと見つめてたたずむユリナ。

自然と、危ないところをカーティスに助けられた時のことを思い出します。

あの時はカーティスが王子だとは気付かなかったわけですが、なぜか狙われていたのはユリナだったのです。

 

カーティスも不思議がっていたように、王子を差し置いてユリナが狙われるような謂れはないはず。

ユリナはなぜか胸騒ぎを覚えます。

 

すると、レイノードとベシーの方に付き添っていた護衛が、ユリナに緊急事態だと知らせに来ました。

レイノードが髭をたくわえた男に顎を掴まれ、身分を明かせと迫られていたのです。

男は鎧をまとった騎士を大勢引き連れていて、ベシーはレイノードに近付くことも許されませんでした。

 

ユリナは、レイノードの赤い目を見て男が一方的に難癖をつけてきたに違いないと感じ、レイノードは侯爵令嬢である自分の連れだと毅然とした態度を取ります。

しかし、男は赤い目を持つレイノードことを“ベアトゥース”と言い表したのです。

赤い目は「不吉」とされている中、古代文字で書かれた文献でのみ「魔法の才能」を意味することが確認できました。

 

小説の内容を知っているユリナの他に、そのことを知る人物がいるとすれば…。

ヒロインの父親・デプロン侯爵しかいないのです。

私を溺愛する2番手男キャラを育てました27話の感想

ユリナは、レイノードの瞳の色を肯定するようなプレゼントを用意していました。

喜びを滲ませるレイノードが、ベシーに耳打ちしたのはそのお礼についてでしょうか？

ユリナと違って宝石は買えないと思うので、何か他に思い出に残るようなことを考えていそうです。

 

小説ではユリナがヒロインのリディアと王妃の座を巡って対立するのは、まだ先のことのはずですが…。

ついに、小説でユリナを陥れるデプロン侯爵が登場？！

デプロン侯爵が小説で「カリオン」のパトロンになったのは、魔法の才能のことを何らかの方法で知っていたからだとされています。

 

だからこそ、ユリナが先手を打って、孤児院からレイノードを引き取った訳ですが、デプロン侯爵から目を付けられるのはどうにも避けられないようですね。

デプロン侯爵は今後レイノードに執着することになるのか、あるいは他の「赤い目」に既に目星がついているのか、その動向に要注意でしょう。