漫画『皇帝の一人娘』13話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します!
アリアドネの心の声が分かる謎の男、ドランステ。その正体は?
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皇帝の一人娘13話の見どころと注目ポイント!
夜中に眠るカイテルとアリアドネを見ていた男の名はドランステ。
アリアドネの心の声を聴き、姿を自在に消すことができる謎の存在です。
しかも、なぜかアリアドネだけは姿を消したドランステを見ることができるのでした。
皇帝の一人娘13話のあらすじ込みネタバレ
深夜カイテルのベッドで、見知らぬ男にのぞきこまれ、アリアドネは死を覚悟します。
「また刺客がくるなんて・・・。今度こそ死んじゃう!?」そう心の中で叫ぶと、男が「俺が分かるのか?」と声を掛けてきました。
アリアドネは眠るカイテルを振り返り、「パパ起きて!私、殺されちゃう!!こんな刺客がいるのに、なんで起きないの!?」と慌てふためきます。
「誰が殺されるって?赤ん坊のくせに変な事考えるやつだな」そう男は不思議そうにつぶやきました。
アリアドネは「こいつなんでずっと独り言つぶやいてるの?危ないやつなの?」といぶかしみます。
「独り言じゃない。俺はお前としゃべってるんだよ」そう男はアリアドネの言葉に答えました。
「えっ?私の心の中で思っていることが分かるの!?一体何者なの?」と、アリアドネは驚き戸惑います。
男が「えっ?俺が気になるの?」と言うと、すかさず「バカも休み休み言って」とアリアドネは冷たく返します。
男は、「可愛いなあ」と楽しそうに笑いました。
男が大声で笑っているのに、カイテルが全く起きる気配がないことに、アリアドネは不思議に思います。
すると、男は「今の俺は普通の人間には声も聞こえないし、姿も見えない。そりゃあ、カイテルだって起きないさ」と答えます。
「えっ!?じゃあなんで私には聞こえるし、見えるの?」とアリアドネが聞いても、男は「さあな、ただの人間の赤ん坊に俺の姿が見えるなんて不思議だな」と笑いました。
そこで、アリアドネは思い出しました。
この男が、以前夜中にアリアドネの部屋で、カイテルと話していた人物だという事を・・・。
アリアドネ、生後8か月。少ししゃべれるようになりました
秋になり、アリアドネは生後8か月になりました。
今日のご飯はかぼちゃのスープです。
セルイラに食べさせてもらい「おいちー」としゃべると、セルイラに褒められます。
「身体もすくすく成長して、皇女様がお元気で良かったです」そうセルイラになでられ、アリアドネはご機嫌に笑いました。
すると突然横から「コロコロ顔が変わるな」と男の声が聞こえました。
「精神が大人でも、身体は子供だな」と言うと、アリアドネの顔を見て笑います。
「また来たわね、ドランステ。邪魔よ、あっちに行って!」とアリアドネが邪険にすると、「そんなに冷たくするなよ。話せる相手がいるのが嬉しいって言ってたじゃないか」そう言うと、アリアドネをのぞきこみます。
「こんなに四六時中来るとは思わなかったのよ!」とアリアドネがにらみつけても、「そんなツンツンするなよ。まあそれが可愛いんだけどな」と言って全く気にするふうもなく、アリアドネの頭をなでました。
ドランステはテレパシーのようなものが使えて、アリアドネの考えてることを感じ取ることができるとのこと。
カイテルやセルイラと言った普通の人間にはできない芸当だそうです。
どうしてアリアドネにはドランステの姿が見えるのかと尋ねると、ドランステは血統のせいだと言います。
アリアドネの見た目が赤ん坊でも、心が大人なのも血統のせいだろうと、ドランステは答えました。
「私は人間じゃないの?」とアリアドネが聞くと、ドランステは「9割9分人間さ」と返事をしました。
「じゃああんたはなんなの?」そうアリアドネが続けると、茶化したように「なんだと思う?」と質問を質問で返します。
「バカで、アホで、詐欺師なゲス野郎!」というアリアドネの言葉に、「うるさい、ガキ」そう即座に返答しました。
アリアドネは、幽霊じゃないし、神にしては威厳がないし、ドラゴンや天族もあり得ない、もしかして悪魔?と色々考えを巡らせます。
「カイテルにはたまに悪魔って言われるよ」とドランステは笑います。
「カイテルがいる間は頻繁に会うことになる。じきに分かるだろう」とアリアドネの頭をなでました。
「私は今正体を明かしてほしいんですけど!」とアリアドネが憤慨すると、ドランステはアリアドネの手を取って「俺の正体なんて、どうでもいい。それより大人になったら俺の嫁にならないか?」とプロポーズをしてきました。
アリアドネは「死ね!」と即座に返します。
カイテルの添い寝
カイテルと一緒に寝るようになって2か月が経ちました。
アリアドネはカイテルのフカフカのベッドにも、横で眠るカイテルにもすっかり慣れました。
夜中にふと目が覚めて、隣りに誰かがいるのは悪くありません。
なぜなら・・・暇つぶしにいたずらできるからです。
アリアドネはカイテルにそっと近づき、カイテルの髪を三つ編みにしようといじり始めました。
すると、突然起き上がったカイテルに体を押し付けられます。
カイテルの不機嫌な顔に、思わず「ごめんしゃーい」とアリアドネは謝ります。
するとカイテルは満面の笑みで、「俺の娘か」とつぶやくと、アリアドネを抱えて眠ってしまいました。
「く、苦しい!腕重いんですけど~!」そうアリアドネはもがきながら、カイテルの腕にかみつきます。
翌朝、ぐったりしたアリアドネを抱きながら、カイテルは腕のかみあとに首をかしげるのでした。
皇帝の一人娘13話の感想
ドランステ、何者なのでしょうか?
『カイテルが生きている間は近くにいる』ってことは、カイテルに関係する精霊かなにかでしょうか?
他の誰にも見えないドランステの姿が見えるアリアドネの『血統』が何なのかも気になります!
そして、寝ぼけて娘にメロメロなカイテルも可愛いですね!
生きていることが辛そうなカイテルが、アリアドネを通して幸せになっていけると嬉しいです。
まとめ
今回は漫画『皇帝の一人娘』13話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
アリアドネにしか姿が見えない謎の男、ドランステ。
その正体はいまだ不明のままです。
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