悪役に正体がバレてしまった ネタバレ24話【ピッコマ漫画】ルワンだけが知るイグネスの血筋の力…！遺体に隠された真実とは…!?

イグネスを守ると決意したセレナは今後についてあれこれ意見し始めました。

皇子に向かって失礼な奴だと思いつつ、やっとその気になってくれたセレナにイグネスは気を良くします。

 

セレナと別れルワンと合流すると、傷ついた左腕を自ら治療し始めました。

それも自身に流れる魔物の血筋の力で…！

 

この事はルワンとの間でしか知られていません。

 

今回の魔物退治は三人の死者が出てしまいました。

セレナをいじめていたあの者たちです！

 

しかしその遺体には不可解な点が…？

悪役に正体がバレてしまった24話のあらすじ込みネタバレ

生意気だけど面白い奴

イグネスの生きたい気持ちを知り、みんなで生き残れる道を選ぶためにセレナは彼を守ると決意しました。

そのためにセレナは今後自分の指示に従うようにとお願いをします。

 

命を危険に晒すようなことはしないこと。

人を殺めるような間違った手段を選ばないこと。

 

「あなたは皇位を継ぐのに相応しい人です。けれど間違った道にだけは進まないでください」

物語を知っているセレナだからこそ言えた忠告でした。

 

しかしそんな事を知らないイグネスには不可解です。

まるで自分の先々を知っているような口ぶりに、何故？と問います。

 

深く探ってほしくないセレナは気をつけてほしい事だけを言い理由は細かく説明しませんでした。

何を言っても確信のついた答えが出ないのでイグネスも少々呆れた様子。

 

ため息をつきセレナに背中を向けます。

 

「君と僕とでは目指すところが違うんだ。君の言う通りにはできないよ」

「僕が安全な道しるべになります」

 

セレナの芯のある言葉にイグネスは振り返りました。

 

（イグネスの考えを変えることが出来ればみんな生き残れるはず…！）

セレナは一番難しく可能性が低いと思っていたイグネスの考えを変える道を選んだのです。

 

イグネスに向かって手を差し伸べ、共に生きる選択をしました。

しかしイグネスは再度ため息をつき背中を向けてしまいます。

 

「皇子に向かってなんて生意気な…でも気に入った」

呆れつつもどこか嬉しそうなイグネスは、この先セレナを嫌いになる日が来ない事を願いつつ、長く一緒にいたいと思うのでした。

魔物の血筋

セレナと離れて一人月を見上げながら休んでいるイグネス。

その表情はとても満足そうです。

 

「生意気だな…」

ポロっとこぼれた言葉に近くにいたルワンは「自分のことか？」と反応します。

 

その反応に以前ルワンもセレナと同じような事を言っていたのを思い出しました。

 

「あの時のお前の言葉に僕がなんて言ったか覚えてるか？」

「忘れるわけないでしょ！」

 

何があったのかその日ルワンは丸一日宙吊りにされていたらしく、忘れられない出来事だったようです。

そんなルワン同様、イグネスにとってセレナは面白い存在に感じていました。

 

「変な奴だ」と言いながらにやける姿にルワンは不思議そうです。

その様子を見ていてようやくイグネスの腕のケガに気付き驚きました。

 

早く治療を…！と慌てますが、イグネスは落ち着き払いながら右手で傷を抑えこみます。

すると紫色の光を放つ黒いエネルギーがシュルシュルと傷を覆っていったのです…！

 

忘れていましたがイグネスは魔族の子孫。

この程度の傷は問題ないようです。

 

その血筋のおかげで魔界の扉を開くことが出来るし、素早く処理することもできる。

昔は無駄な能力と思っていましたが、今は実績を上げるのに一役買っています。

 

この事実を知っているのは二人だけ。

誰かに感づかれないようにしばらくは大人しくするそうです。

 

今回死者を出してしまったのも理由ですが、セレナとの約束が第一でした。

遺体に隠された秘密

今回の魔物討伐で三人の死者が出てしまいました。

 

死亡したのはタイロとカーゼンの息子。

セレナをいじめていた者たちです。

 

死亡者の確認に来たイグネスはこの結果に報いを受けたのだと思いました。

しかし遺体にかかっていた布をめくるとイグネスは何かに気付きます。

 

そして突然笑い出しました。

隣にいたルワンには訳が分かりません。

 

「頭のおかしい奴がいるようだ…」

 

今の彼自身にも当てはまりそうな言葉をつぶやきます。

イグネスは遺体の何に気付き、何を察したのでしょうか…!?