悪役に正体がバレてしまった ネタバレ25話【ピッコマ漫画】帰って来たセレスティンとレティオの奇行…!?

漫画『悪役に正体がバレてしまった』25話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「悪役に正体がバレてしまった」24話はこちら

魔物討伐から帰って来たセレナは家のドアが壊されていることに気付きます。

お父様の安否を心配し中へ入ると、そこにいたのは不審者ではなく弟のセレスティンでした！

 

突然いなくなり突然帰って来た弟に怒りをぶつけながら事情を聞きます。

全ては恋人のローズが関係しているとのこと…。

 

壊された家のドアについては自分ではないと言い、セレスティンは鍵を見せました。

では誰がドアを壊したのか…!?

 

そこへ部屋の奥から現れたのはなんとレティオでした…!!

 

その頃遺体確認をしてたイグネスは遺体に残された傷を見て、この三人を殺したのは魔物ではなく人だと確信していました。

三人を殺した犯人とは…!?

悪役に正体がバレてしまった25話のあらすじ込みネタバレ

最悪な一日の終わり

魔物討伐が完了し、セレナは帰路についていました。

肉体的疲労よりも精神的疲労が大きく足取りも重くなります。

 

今日あった出来事を思い返すと最悪な一日と言えるでしょう。

朝から嫌がらせを受けて魔物討伐に駆り出され、イグネスと言い合いになってしまった…。

 

（あの目は絶対怒ってた…）

自分でも生意気な事言っている自覚はありました。

 

知り合って間もない相手に自分の生き方をとやかく言われれば誰だって怒ります。

けれどこれから先を考えると大事なことは伝えていかなくてはなりません。

 

少しずつでも距離を縮めて説得できるようにならなくては…！

（その間に殺されなければいいんだけど…）

 

そして本日最大の最悪はレティオに自分の実力を見られてしまった事！

セレナはまた嫌な事を思い出したと感じながら家の前までたどり着きました。

 

しかしドアを開ける手が止まります。

厳重にかけていた鍵が全て壊されていたのです！

 

木のドアは刃物で切り付けられたような跡がありました。

予想もしない目の前の状況に戸惑い困惑するセレナ。

 

しかし次の瞬間には勢いよくドアを開け中へ入って行きました。

心配なのお父様の安否。

 

父を呼び中へ入ったセレナは背後に気配を感じ、咄嗟に殴りつけその人物を捕らえました！

かぶっていたフードが外れ、見えたその顔はセレナそっくり…！

 

「ぼ…僕です！お姉様!!」

不審者だと思って捕まえたその人は弟のセレスティンでした…！

セレスティンの事情

「ちょっ…！痛い！やめてお姉様…!!」

 

突然帰って来た弟にセレナは怒りの限り殴りかかりました。

セレスティンの静止も聞かず、こんなものでは済まさない！とばかりに殴り続けます。

 

「何のこのこ帰ってきてんのよ!?逃げるなら兵役期間中くらい隠れてなさいよ!!」

今頃帰って来られてもセレナにとっては不都合な事ばかりです。

 

セレスティンはセレナとお父様が心配で帰って来たと言いますが、だったら最初から逃げるなと言う話。

セレナが今大変な目に遭っているのはセレスティンのせい…！

 

けれどせめて手紙一つで逃げ出さず、自分に相談してほしかった。

そうしたらセレスティンの代わりに入隊するのだって辛くはなかったはず…。

 

「私はあなたに愛を教えたけれど、その愛のために家族を見捨てて良いとは言ってない…！」

手紙一つ残して簡単に捨てられてしまった…そのことがセレナは悲しくて悔しくてたまらなかったのです。

 

しかしセレスティンの行動は全ては駆け落ちした彼女のためでした。

 

彼女の名前はローズ。

ローズは現在寝たきりの状態で、気を失う事も度々起きていました。

 

入隊前日に状態が悪化したと聞き、動揺してその時は逃げ出すしか方法が浮かばなかったのです。

自分が一緒にいてやらないと不安がるから…と、彼女を見捨てられずに起こしたことだと弁解しました。

 

しかし今更何を言ってもセレナには言い訳にしか聞こえません。

胸倉をつかんでいた手を放してやると、セレスティンはその場に座り込みました。

 

涙を流し謝罪の言葉を続ける弟は、自分の過ちを理解して反省しているようでした。

 

「…逃げた後どうするか考えてたの？」

無責任に全てを投げ出した弟に、ずっと抱いていた疑問を投げかけます。

 

「お姉様が何とかしてくれると思ってた」

へらっと笑いながら言われた言葉はこれまた無責任で、再度セレナの怒りに火を付けました。

 

タコ殴り再開です。

 

「明日からは僕が行くから…」

「そんな簡単じゃないんだよ!!」

 

何もわかってないセレスティンに膝蹴りを食らわします。

 

セレナとセレスティンでは見た目は同じでも性格も剣術も話し方もまるで違う。

入れ替わったら一発でバレてしまうでしょう。

 

どの道セレナがセレスティンとして兵役を続行する他ないのです。

 

「…あんた鍵はどうしたの？壊してまで入ること無かったんじゃない？」

ひとしきり怒って落ち着いてきたセレナは気になっていた破壊されたドアの事を訊きました。

 

けれどセレスティンはキョトンとしています。

「僕は鍵を開けて入ったけど…」

 

そう言って見せられた鍵は紛れもなくこの家の鍵でした。

 

では誰が鍵を壊したのか…!?

セレナの心臓はバクバクと早くなり、嫌な予感がします。

 

「話は済みましたか？」

 

セレナの背後から出てきたのは剣を持ったレティオでした…！

この状況でも笑顔の彼は一体何を企んでいるのでしょうか…!?

遺体に隠された真実

その頃遺体確認をしていたイグネスとルワンは遺体の傷を詳しく見ていました。

ルワンには魔物から受けた傷に見えていましたが、その中に剣で切られた跡も混じっていたのです…！

 

と言うことは誰かが故意に切り付けたと言うこと。

死亡者がセレナをいじめていた三人だったことと照らし合わせると見えてくる人物は一人しかいません。

 

「これをやったのはレティオだ」

イグネスはそう確信していました。

 

今セレナの家にいるレティオ…！

彼の目的とは…!?

悪役に正体がバレてしまった25話の感想

そしてサイモンの安否も気になるところです。

 

セレナとセレスティンは見た目が本当そっくりで、外見だけでは見分けがつかないくらいです。

けれどセレスティンは話し方が柔らかく、ちょっと抜けてるところがある感じがしますね。

 

凛としたセレナとは対照的な性格なのかもしれません。

この感じでは良い様に使われてしまい、悲惨な最後を迎えるのも納得かも…笑。

 

この先どうなるかが全く予想できなくて楽しみです。笑