悪女に義理などありません ネタバレ49話【漫画】動き始めるジュジュ！バチルダを誘導

バチルダと馬車へ

競技の間、ジュジュはバチルダを唆し、先に一緒に神殿に行くことにしました。

当然マイヤーからは反対されますが、イレーネが企画した安全な競技という理由を盾に、ジュジュはバチルダとともに馬車に乗ります。

ジュジュの狙いはこれからでした。

自分たちが乗った馬車の御者をこっそり気絶させたのです。

悪女に義理などありません49話のあらすじ込みネタバレ

バチルダを馬車へ誘導！

自分を無視したルスランに対し、ミハエルは小さく笑みを浮かべました。

それなら自分も穏便には済ませられないと呟きます。

一方ジュジュたち女性陣は、イレーネとともに男性陣が戻ってくるのを待っていました。

余裕そうなイレーネの横顔をチラ見したジュジュは、彼女が何のためにこの競技を計画したか分かりませんが、ありがたく利用させてもらうことにします。

椅子に座っているバチルダに待っているのが退屈だと囁き、先に神殿で待っていて、折り返し地点へ誰が最初に来るのか見たいと唆したのでした。

驚いた様子のバチルダに、馬車を用意したので道路を通ればすぐだから先に行こうと誘います。

バチルダは苦笑しましたが、彼女の言う通り行ってみたいと考え、フィリップの代わりにヘルガーに護衛を頼みました。

しかし当然のようにマイヤーがすぐさま止めに入ります。

バチルダの身体のために皆気を使っていて、先代の皇后たちは皆マイヤーの意見に従っていたからでした。

口ごもるバチルダの代わりに、ジュジュが笑顔で反論します。

神殿はここから見えるほど近い上に皇室の騎士も一緒で、さらにはイレーネが取り仕切る競技なのだから問題が起こるはずないと挑発的に告げたのでした。

イレーネは不快そうにもちろんだと答え、素晴らしい景色を楽しむよう伝えます。

御者を気絶させるジュジュ

バチルダがヘルガーにも馬車に乗るよう伝える一方、ジュジュはナディアにこの場に残るよう指示しました。

静かに承諾する彼女にジュジュが近付き、心配しないでと囁きます。

もし答えに困るようなことを聞かれたら自分の身を守る返事をするように伝えたのです。

ジュジュたちが乗った馬車を見送るナディアの表情は曇っていました。

小さく謝罪の言葉を呟きます。

馬車に揺られるバチルダ、ジュジュ、ヘルガー。

車窓から大凡の位置を把握したジュジュは、そろそろ始めようと考えます。

バチルダとヘルガーが話に夢中になっている隙にリボンの下からあるモノを取り出し、御者に向かって投げました。

何かが刺さった間隔で御者は呻き声を上げます。

その後ジュジュは悲鳴を上げて二人の気を引き、御者が突然気絶したと訴えました。

ヘルガーは急いで立ち上がり、バチルダも驚愕の表情を浮かべます。

暴走する馬車を止めるために、ヘルガーが馬車の車輪を壊して馬車を止めようとしますが…！？

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