悪女に義理などありません ネタバレ53話【漫画】言い争うイレーネとディートリヒ

狩猟大会の失敗

それぞれの目的を首尾よく成し遂げたルスランとジュジュ。

それは裏を返せばイレーネたちの作戦が失敗に終わったことを意味しています。

当然アルベルトから大目玉を食らったので、イレーネは苛立っていました。

悪女に義理などありません53話のあらすじ込みネタバレ

言い争う二人

ディートリヒとイレーネは口論していました。

パスカリーナが南部の問題を持ち込まなければここまでこじれなかったのにと不平を漏らすイレーネに、ディートリヒは南部の人間を使ったことと、その人間で色恋沙汰を企てたのは別物だと冷静に指摘します。

自分が悪いと言うのかと声を荒らげるイレーネに、ネズミ二人を失った件も自分が責任を取ったとディートリヒは伝えました。

二人のやり取りは廊下まで聞こえています。

別の部屋ではヨナタンが金髪の女性と横たわっていたベッドからそっと抜け出して、二人の前に現れました。

喧嘩するのはいいが、自分の家でやるつもりなら出て行ってくれと笑顔で告げたのです。

そのままヨナタンはイレーネの向かいに腰を下ろし、ネズミたちが消えたことをアルベルトにはなんと報告したのかと尋ねました。

当然、別荘に女を誘拐しに行って行方不明になったなんて言えないはずです。

ディートリヒは頷いて、連絡が途絶えたと報告したが納得はしていなかったと答えました。

それを聞いた時のアルベルトは声を荒らげ、ディートリヒを罵倒したのです。

ディートリヒは矛先をイレーネに戻し、ミハエルをどう管理していたのかと問い詰めました。

結局彼はジュジュを連れて行かなかったからです。

ミハエルの心変わり！？

イレーネは自分のせいではないとばかりに声を張り上げ、皇后が勝手に動いたせいで自分も怒られたのだと叫びます。

誰か呼びに行こうとして道に迷ってしまったとバチルダから聞いた時のことを思い出し、あの女は脳みそがあるのかとイレーネは吐き捨てました。

さらにミハエルも、ジュジュは大公家の贅沢な暮らしに染まり堕落してしまったのでもう良いとばかりにイレーネに告げたのです。

このチャンスのために自分も協力したのだから終わりにしても良いだろうとミハエルは話し、当然納得しないイレーネに、南部に実情をバラしたらどうなるかとさりげなく脅してきました。

その時のやりとりを思い出し、元から生意気だったが急にひどくなったとイレーネは顔を顰めます。

ヨナタンはジュジュが剣術の初心者レベルの腕前だというアルベルトの話を確認しました。

闇の部隊を始末してミハエルを心変わりさせ、ジュジュを救出するほどの腕前なら一人しか思いつかないと呟きます。

当然、三人が頭に思い描いたのはルスランでした。

彼を狙い撃つため、やはりフィアンセが弱点だろうと話し合う三人は…！？

続きはピッコマで！