最強の王様、二度目の人生は何をする？ネタバレ14話【ピッコマ韓国漫画】アーサー、シルビアの愛情に触れる！?

次元の出入口を開くまでの間で徐々に親密な関係になっていくアーサーとシルビア。

ただ親しいだけじゃなく、アーサーのことを叱ってもくれるシルビアと心を通わせていきます。

シルビアはアーサーにマナの才能を感じて、色々と教えてくれるようです。

シルビア一体どんなことをアーサーに教えてくれるのでしょうか…

最強の王様、二度目の人生は何をする？14話のあらすじ込みネタバレ

14話　アーサー、シルビアの愛情に触れる！?

次元の出入口が開くまでの間、アーサーとシルビアは何をするにも一緒でした。

ご飯はもちろん一緒に食べたし、アーサーのトレーニングも見守ってくれたし、寝るときでさえ一緒でした。

何日もの長い間アーサーはシルビアと常に一緒に過ごしていたし、色々な話をしました。

シルビアは自分のことを多くは語りませんでしたが、アーサーはシルビアという不思議な生き物の内側にある心を段々と理解し始めたようです。

アーサーはシルビアと一緒に過ごしてきた中で、彼女がまさに｢人を見た目で判断するな｣ということわざ通りの女性であると感じていました。

トラウマになってしまうほどの衝撃的な見た目とは裏腹に彼女はとても親切で優しく忍耐強く、そしてとても温かかった。

シルビアの親切心や優しさはアーサーにとっては母を思い出させます。

しかしシルビアはただ優しいだけではなく、アーサーが悪いことをしたときにはしっかりと叱ってくれました。

アーサーはその時のことを思い出します。

ある日一度だけ盗賊に対する憎悪を口にしたことがありました。

あんな盗賊は死よりももっとひどい目にあったほうが良い、もし生き残りがいるのならアーサー自身が追い詰めて、必ず仕留めてやるとそれは憎しみのこもった顔で言ったのです。

それを聞いたシルビアはアーサーのおでこに強めの打撃を与えました。

ビックリしたアーサーは一体何をするんだ！とシルビアに問いかけます。

シルビアはあの盗賊達が死よりもひどい目に遭うことは当然だし、アーサーと一緒に落ちた魔術師を助けなかった理由もそれだと言いました。

ではなぜ？と聞いたアーサーに対してシルビアは寂しそうに言った言葉は、そんな風に怒りと復讐で心を暗くしても自分自身を傷つけるだけだと諭します。

アーサーにはそういう感情の代わりに誇り高く前を向いて歩いて欲しいと言いました。

シルビアは、これから先も不運に見舞われることもあるかもしれないが、悲しみや怒りでアーサー自身の心を腐らせないように、悲劇から学んで笑いながら未来と向き合っていって欲しい、それが本当の勝利なるのだと優しく語りかけます。

アーサーはこういった道徳や人生について悪の象徴のような姿をしたシルビアのような存在に説教されるのは、なぜかとても心に染みました。

そんなことを思い出しながらボーッとしているとシルビアが心配して植物を食べさせてくれました。

一緒に食事をしているとシルビアの胸の傷が酷くなっているように感じたアーサーは不安になり大丈夫？と声をかけますが、シルビアはこの傷はたまに化膿するからアーサーはなにも心配しなくていいと安心させます。

シルビアはアーサーに気になっていることを聞きました。

人間は普通12歳から13歳くらいでマナに目覚めるという認識だったというシルビアでしたが、アーサーが他の魔術師よりも有効にマナを使いこなせていると思っています。

一体どうやってマナを形成したのか？シルビアはアーサーに問いかけました。

アーサーは照れ臭そうに、しかし誇らしげに両親は自分のことを天才と言っていたと伝えます。

シルビアはそれならば習得できるはずだと言いました。

アーサーは何のことか分からずにいると、シルビアは動きながら瞑想してマナを吸収することだと教えてくれます。

もし才能があるならば戦いながらマナを吸収することが出来るかもしれないとアーサーの可能性に期待したのです。

シルビアはさらに人間はマナに関して固定概念があるから、まずは単純で小さな動きから始めると良いと言いました。

試しに少しもやってみましたが、そう簡単には出来ません。

マナビーストはこれを自然に覚えるようですが、人間はなかなかできないらしく、これはつまり同時に同じことが出来る体ではないということで、アーサーはそれに当てはまらないからしっかり鍛えれば習得できるはずだと教えてくれます。

それを聞いたアーサーはシルビアに全力で頑張ると約束し、必死に修練しました。

そして修練続けているとアーサーは見事に動きながらマナを吸収することに成功しました。

その嬉しい報告をしようと彼女のほうに顔を向けると、シルビアは血を流して倒れていたのでした…