復讐の皇后 ネタバレ11話【コミコ漫画】新たな仕事と、ローズモンドの妨害計画が始まる！

もちろん、仲が改善したわけでも、謝罪などでもありません。

パトリツィアに皇后として新たな職務を持ち込んだのでした。

そしてその仕事はパトリツィア、ひいては皇室に新たな波紋も呼び起こしそうです。

『復讐の皇后』11話のあらすじ込みネタバレ

新たな仕事

あれから皇帝とは出会うことなく、10日がすぎました。
パトリツィアが皇后たる日々にホッと一息つき、こんな時間が長続きすることを願ったその時、侍女がパトリツィアに皇帝がやってきたことを告げるのでした。

皇帝からの話は、一週間後にやって来るクリスター帝国の使節団についてです。

もともとは使節団のみがやって来る予定でしたが、そのご夫人たちもやって来ることになったため、その接待をパトリツィアに任せたいという内容でした。

皇后の仕事ではありますが、面倒なことはパトリツィアがしなければならない状況にいら立ちます。

しかし、この仕事までローズモンドに任せるようなことがあれば皇后の名折れです。

そのため断ることはできず、受けたとしても何かしらの不備があればそこをここぞとばかりに責め立てられるでしょう。

内心そのようなことを考えているパトリツィアをつゆ知らず、皇帝は宗教上の理由で豚を食べることが禁じられている使節団の人々にそれを出さないように忠告しました。

皇帝の沈黙

パトリツィアはそれに了承し、話が終わっても席を立たない皇帝を不信に思いました。

黙りこくった皇帝はやがて伏し目がちに、皇室部のパトリツィアの仕事の様子を聞いたのです。

大丈夫だとの返事を聞いても、了承の意こそ示しますがいまだ立ち上がる気配を見せません。

パトリツィアがダメ押しで皇室と皇帝に傷をつけないように気を付けると述べると、ようやく皇帝は去っていきました。

ローズモンドのたくらみ

一方クリスター帝国使節団に関する変更の情報を手に入れたローズモンド。

ソファーでくつろぎながら侍女の報告を聞くローズモンドは、クリスター帝国の人々は神の象徴たる豚を食べないことに思いいたります。
ローズモンドの反応を見て、侍女の一人がそれを利用できると言いました。

それを聞いたローズモンドは満足げに侍女の頭をなで、晩餐会のメニューを調べるように指示するのでした。

そして怪しげな顔でほくそ笑むと、晩餐会の日に思いをはせました。

招待相手は……？

その今にも妨害されそうなパトリツィアはというと、自分ひとりでは使節団の貴賓の相手ができないため、国内の貴族を晩餐会に招待するための招待状を用意していたのでした。

もちろん主菜のステーキは豚肉ではなく牛肉を使用するよう指示を出しています。

招待状を出してほしいと侍女のミルヤに預けると、ミルヤは思わず疑問の声を上げます。

その招待状の中には、おかしな名前――ローズモンド――が記載されていたのでした。