復讐の皇后 ネタバレ12話【コミコ漫画】晩餐会が始まる前からパトリツィアとローズモンドの対立が深まる！

ローズモンドは晩餐会に身分としても、皇帝の愛人という立場をとっても、ふさわしくありません。

いったいパトリツィアの目的はなんなのでしょうか？

またローズモンドはどんな反応をするのでしょうか？

『復讐の皇后』12話のあらすじ込みネタバレ

招待状の意図

大事な晩餐会にローズモンドを招待することに侍女のミルヤは驚き、反論します。

何かの間違いではないのか？　と。

パトリツィアはそれに冷静に返します。

間違いでも頭がおかしくなったわけでもないと。

確かに高位貴族の集まりに、爵位を得たとしても男爵のローズモンドが参加する余地はありません。

しかし皇帝の愛人であるし、彼女に見せたいものがあるのだとパトリツィアは笑いました。

ミルヤは納得がいかず、身分の違いを見せることはできても場に合わないし、使節団からの皇帝の印象を悪くしてしまわないかと思います。

パトリツィアは少しおかしそうにしながら、いっそ使節団にかの国ではこういう場合どうしているのか聞いてみようなどといいました。

もちろん冗談であることがわかっているミルヤは、ふと皇后の護衛をしているラファエラがいないことに気が付きました。

パトリツィアももちろんそれは承知していて、彼女に晩餐会に向けた大事な仕事――おそらくローズモンドの策略に関すること――をお願いしているのだと言います。

帰って来るのは遅くなるだろうけど、気にする必要はないと。

破かれた招待状

招待状が届いたローズモンドは思わず吹き出してしまいました。

ローズモンドを晩餐会に招待するなんてなめていると。

その怒りのまま鬼の形相で招待状を破きました。

きれいに飾られていた装飾が飛び散ります。

ローズモンドは晩餐会に参加することを決意しました。

招待状を踏み散らして、恥をかいたパトリツィアの顔を見てやるのだといいました。

怯えた侍女をにらみ、例の件――おそらく晩餐会のメニューを豚肉に変える計画のことでしょう――はどうなっているのか？　と聞きます。

侍女が指示通りに進んでいるから心配はないことを報告すると、ようやくローズモンドの癇癪は収まりました。

使節団到着

ドレスを直し、皇后のティアラを磨き、晩餐会の準備に侍女たちがあわただしく駆け回っています。

その中で落ち着いた様子のパトリツィアは、食事の準備はどうなっているのか？　と問いました。

パトリツィアの指示通りに準備されているという返事が返ってくると、パトリツィアは彼らをねぎらいます。

その部屋に新たな侍女が駆け込んできて、使節団がやってきたことを告げました。

ピカピカのティアラと深紅のドレスで皇后らしく着飾ったパトリツィアは、晩餐会へと歩きだしました。