復讐の皇后 ネタバレ16話【コミコ漫画】パトリツィアとローズモンドの一旦の結末やいかに

漫画『復讐の皇后』16話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回『復讐の皇后』15話はこちら

 

どんな内容であったのか、見逃さないようにしてみてください。

『復讐の皇后』16話のあらすじ込みネタバレ

パトリツィアの警戒

晩餐会の一週間前のこと。

パトリツィアに支持された仕事をこなしていたラファエラがパトリツィアのもとに帰ってきました。

 

晩餐会の日時と使う食材の指示を出していたようです。

しかし、それだけであのような意味深な言葉をパトリツィアが言うでしょうか。

 

ラファエラはまだ言葉を続けました。

晩餐会の前日に同量の牛肉を用意することも伝えたと。

 

パトリツィアの意味深な指示はこれだったのですね。

 

ラファエラはパトリツィアに、準備がいいことだけど警戒しすぎじゃないか？　とききました。

いくらローズモンドでも皇帝や帝国に迷惑が掛かることはしないんじゃないかと。

 

パトリツィアも目伏せながら、まともな神経をしていたらそんなことはしないだろうといいました。

しかし晩餐会の二日前、その懸念は本物になってしまったのでした。

国への迷惑

そして、パトリツィアに計画のことをほのめかされたローズモンドは、たじたじになりながらとぼけます。

そんなローズモンドをパトリツィアが責めたてます。

 

歴代のどんな愛人の策略だって、国ごと陥れるようなことはしていません。

ローズモンドの計画がその通り実効されていれば、大国同士の外交問題に発展するところでした。

 

侍女グラーラは恐ろしさのあまりブルブルと震えています。

 

ローズモンドは不利な状況と見てとぼけます。
そのときパトリツィアへの呼称は礼儀正しい陛下呼びへと変わっていました。

 

パトリツィアは彼女を鼻で笑い、シラを切ることは不可能だと言います。
そんな大問題を起こしてまでパトリツィアの皇后の地位を貶めたかったのかとも。

 

ローズモンドは笑い、意図を理解しているなら皇后の座を譲れなどとのたまいました。

 

しかしパトリツィアにその選択肢はありません。
廃位されれば、地位のみならず命まで無くしてしまうのですから。

 

死罪相当の罪を侵さなければ皇后を辞めることはできません。
もし、皇后を辞めるという選択肢があればローズモンドの案も悪いものではありません。
しかし無理なものは無理なのです。

 

なのでパトリツィアはローズモンドに諦めるように言いました。
そしたら皇帝の死後も悪いようにはしないからと。

 

しかしローズモンドはその発言を遮り、よく回る口だとパトリツィアを指さして名前を呼び捨てにしました。

 

自分がされたからいいでしょうと厚かましくも開き直ったのです。

パトリツィアだって実際明かす気はないのだろうとも言いました。

ローズモンドの罪の行方

それはその通りです。

パトリツィアが穏便に済ませてしまった分、ローズモンドが犯した罪の証拠がありません。

事件さえもなかったも同然です。

 

そしてこれを公表してしまうとクリスター帝国との外交問題になってしまいます。

しかし、パトリツィアは毅然とした態度を崩さず、罪を明らかにすることも今回のことを調べることもできると言いました。

 

ローズモンドは皇帝との約束を引き合いに出しますが、それはローズモンド側からの手出しがなかった場合の話です。

ローズモンドに顔を近づけ、ただ黙ってやられることはないと言い返しました。

 

ローズモンドは愛人が皇帝を操り実権を握る、まさしく今はそんな状況でないかと言います。

いつまでたっても終わらないローズモンドの言葉を聞いて、パトリツィアはローズモンドの肩を抱いていいました。

決心がついた。

今度はパトリツィア側から仕掛ける番だと。

 

そしてパトリツィアは晩餐会に戻るため、去っていきました。

 

ローズモンドのフラストレーションは溜まりゆく一方です。

落ちた髪飾りを踏みつぶし、思い切り叫びます。

 

パトリツィアの行動にある種の期待を寄せ、緊張なのか昂ぶりなのか、彼女の体が震えてくるのでした。

『復讐の皇后』16話の感想

 

ローズモンドの計画はパトリツィアの先読みにより、未然に阻止されました。

それは国の危機になり兼ねない重要な問題でした。

 

そして、パトリツィアとローズモンドの争いはどちらの勝利とも言えない形で終わりを告げました。