野獣のような皇太子に愛されすぎてる ネタバレ20話【ピッコマ漫画】花蓮に会ってから初めての感情に苛立つ皇太子　一方で、柳江はあることに悩まされていました　皇太子が起こした行動と意外な表情とは？

漫画『野獣のような皇太子に愛されすぎてる』20話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」19話はこちら

野獣のような皇太子に愛されすぎてる20話のあらすじ込みネタバレ

また会う約束をした花蓮と皇太子

花蓮の些細なお願い事を叶え、また会う約束をした花蓮と赤髪が特徴の皇太子。

仮衣を被せた時、何かを言いたげにしていたことに疑問を持つ花蓮は、皇太子に聞き返します。

 

しばらく考えた後、ゆっくりと皇太子は口を開きます。

皇太子は、花蓮に次はもう少し早く来いと伝えました。

 

顔を赤くし、すねたような顔で言う皇太子に花蓮は、次にいつ来れるかは自分が自由に決められることではないとキッパリと断りました。

その答えに、さらに拗ねたように不機嫌になる皇太子。

 

花蓮はそんな皇太子の様子に笑みを溢しながら、できるだけ努力すると前向きの答えを返したのでした。

扉を閉め、帰った花蓮。

 

室内は静かになりました。

すると徐に立ち上がった皇太子は花蓮が出て行った扉まで移動します。

 

ずっと無言の皇太子は、いきなり蒼龍宮が揺れるのではないかというほどの強い力で苛立ち気に、壁を殴ったのでした。

皇太子が殴ったことにより、壁が凹み思いっきり破壊されます。

 

もちろん殴った本人である皇太子の拳は無傷です。

自身の納得のいかない理解し難たい感情に苛立ちをしていた皇太子は、それを胡散するかのように破壊した壁を見ました。

 

少し心に落ち着きが戻った皇太子は、冷静になった頭でまたいつもの定位置へ移動したのでした。

柳江の受難

そんな花蓮と皇太子が会っていた頃。

一方で、花蓮の２番目の兄である柳江はストレスと体調不良で悩まされていました。

 

この頃、体調不良が顕著でに出始め疲労で数日で治るだろうと侮っていましたが、いつになっても改善されることもなくより一層悪化しているようでした。

とうとう風邪をひいてしまったのかと、頭痛がする頭を抑えながら自己嫌悪に陥ります。

 

ここまで、柳江がストレスと体調不良になったのには２つ理由がありました。

１つは、父である柳忠です。

 

連日、山積みの業務が重なりやってもやっても終わらない無限ループの仕事のせいで、行宮から一歩も外に出られず籠りっきりで業務に当たっていました。

結果、精神的にもやられてしまった柳忠は、周囲の部下や柳江への攻撃を初めてしまったのでした。

 

今1番会いたい花蓮に自身が会えず、柳江だけが会えていることに苛立った柳忠は、また暴れ江に八つ当たりをし始めます。

自分だけ花蓮に会えていることに、苛立つ父に八つ当たりされている事実に冷静に対応しながらも少し涙が出てくる江。

 

ストレスが溜まり、自分にしかあまり吐露できないというのは、家族だからこその許しがあるからだろうとも考えますが、江が風邪を引いたことに心配もせず笑いながら喜ぶ父を見た時は少しの恨みが出るほどでした。

きっと江は、この時の父の所業を死ぬまで覚えていることでしょう。

 

しかし、本当に風邪ならば愛しい妹である花蓮に伝染ったりしたら大変だと思う江は、家に帰らずに宮で過ごすべきかと真剣に悩んでいました。

そして、江のもう一つの理由である皇太子。

 

江が泊まるとなると皇太子がいる蒼龍宮になりますが、あんな獣と一緒では死んでしまうと流石に拒否をする江。

結果、花蓮に会わずに家に帰り少し寝た後、また仕事に出かけるという孤独な日々を送っていました。

 

体調不良とストレスの原因である皇太子に、こんな孤独な日々を送っていた結果、江は蒼龍宮を見るだけで苛立ち頭痛がするほどまで悪化していました。

あの獣で制御が効かない皇太子に色々と言えるのは、柳江だけのため他の者は江が来ただけで喜びます。

 

その様を見ても、自分の仕事に責任を感じている江はまた仕事へ向かうのでした。

情緒不安定な皇太子

仕事で蒼龍宮に赴き、皇太子の部屋へ向かった江。

皇太子を前に、挨拶をする江でしたが江の言葉に返事することもなく無視する皇太子。

 

前は、上機嫌と思うくらい機嫌が良かったのに今日会ったら何かに苛立っている皇太子に振り回される江は、ため息をします。

困惑しているとふっと目に入った壊された壁。

 

壁に穴が空いており、全体的に傷が目立ち破壊されている壁に江は皇太子に追及します。

ですが素知らぬ顔で煙管を吹く皇太子に、苛立ちがさらにあがり何が気に入らないのかと理由を聞きました。

 

しかし、皇太子は気に入らないことがあると言いつつその言葉は脈絡がありません。

理解ができない江は、何か気に入らないのかとより強く聞き返しました。

 

苛立ち鋭い目で見てくる皇太子ですが、理由や意味もなくただなんとなく気に入らないというだけで破壊行動されては、仕事が増えていく一方です。

何が気に入らないのかとちゃんと話してくれなければ、解決も改善もできないと皇太子に伝えます。

 

江の言葉を聞きしばらく考えた後、重い口を開きました。

皇太子が苛立っている理由それは、なんと殺したい相手がいるということでした。

 

その理由を聞いた江は、またかと思いつつも思ったよりも重い事実じゃないことに安堵します。

江は、皇太子のその殺したい相手を聞きました。

 

江のその問いに、さっきまで苛立ち鋭い目をしていた皇太子の顔が一瞬優しく穏やかな顔になったのでした。

野獣のような皇太子に愛されすぎてる20話の感想

花蓮が関わったことにより、赤髪が特徴的な皇太子は普段の自分の状態と違うことに違和感を感じているようです。

しかし、初めての感情なので戸惑うのはわかりますが、苛立ちながら破壊行動をするのは本当に反抗期の子供が癇癪を起こしているようだなと個人的にも思いました。

 

花蓮は、そんな皇太子のことが可愛いと感じているようなので結構懐が広い女性のようです。

そんな2人を尻目に、一方で仕事に追われている柳忠と江。

 

特に江は、父親と皇太子に板挟みされた挙句癒しである花蓮に会いづらいという状態に結構な苦労人だなと思いました。

しかし、花蓮と同じで仕事とはいえ何かと皇太子に色々と言える江は何気に肝がすわってるなーと思いました。

 

今後、この親子と花蓮のドタバタ家族コメディが楽しみです。

江は、難儀な男ですね。

 

自身に起こる初めての感情に苛立ちが隠せない皇太子。

一方で、父のストレスの八つ当たりと皇太子の無茶苦茶な破壊衝動に、体調不良の柳江。

 

とうとう柳江は皇太子に、何が気に入らないのかと言及します。

そんな江が見た、皇太子の表情とは？