エルスカル～宝石の一族〜ネタバレ8話【ピッコマ韓国漫画】下女たちの争い？！

下女たちの勢力図

皇居に連れてこられたビオルラは、下女たちの醜い争いを早速目にします。

皇子と皇女、仕えるものが違う者同士が互いに蔑み、憎みあう。

人間はどうしてこんなにも、好戦的な存在なのだろうか。

ビオルラは、この皇居で生き抜くことができるのでしょうか。

怪しげな企み

モニカたちが、何か怪しげな企みを立てている現場に遭遇します。

モニカたちはいったい何を企んでいるのでしょうか。

ひょっとして皇子の命が狙われていることと何か関係があるのでしょうか。

エルスカル～宝石の一族〜8話のあらすじ込みネタバレ

下女たちの確執

ビオルラは、見下した態度をとる皇女の下女モニカに出会います。

モニカは、ビオルラが侍女であるにもかかわらず、下女の格好をさせられていることから、ビオルラの立場の弱さを察します。

うわさによると、公爵の部下が一緒に来ており、由緒正しい貴族の出だと思われておりました。

誰にも守ってもらえない程度の身分であれば、この皇居の中では命を落としてしまうでしょう。

どうせもう会うこともないでしょうから、気にする必要もない。

モニカは、笑い声をあげながら去っていきました。

ビオルラは、モニカたちのあまりにも下劣な態度に、言葉を失います。

リリーは、ビオルラに慰めの言葉をかけました。

元々、東宮の下女たちは西宮の下女たちを見下しており、時折あのようにバカにしに来るようなのです。

しかし、リリーの言葉もビオルラには響きません。

同じ人間同士で醜くののしりあう、やはり人間とはどうしようもない生き物なのだろう。

冷めた気持ちを持ちながら、職務にのみ忠実であろうと努めます。

リリーも、仕事のことだけ教えてくれればいい。

そう言って話を打ち切ると、仕事に取り掛かり始めました。

密会

深夜、仕事を終えたビオルラが寝室で休んでいると窓の外に人影を見つけました。

このような時間に出歩くなど、不振極まりないことです。

ビオルラは、何が起きているのか確かめようと、探りに行きます。

そこでは、リリーとモニカたちが言い争っていました。

耳を澄まして聞いてみると、モニカたちが何かの企てにリリーを誘っているようです。

皇子は、命を狙われており、その下についていては命が危うくなる。

そうならないためにも、自分たちに協力するように迫っていました。

それを聞いたビオルラの心は、暗く沈みます。

やはり人間というのは愚かで、信用のおけない生き物だ。

自分たちの主ともあろう人物を、必死に守るでもなく、率先して貶めようなどと、とても理解できるものではありません。

ビオルラは、冷めた気持ちのまま、自分には関係ないことだとその場を去ります。

頑固なリリー

翌日、リリーはいつもと変りない態度でビオルラに接してきます。

リリーが何を考えているのだろうか。

気になったビオルラは、リリーのことをまじまじと見つめてしまいます。

リリーに不審がられてしまいますが、自分には関係のないことだと朝食を食べ始めました。

昼休みになると、ビオルラは、リリーに食堂を案内されています。

説明を聞いていると、突然リリーに腕を引っ張られました。

何が起こっているのかというと、モニカがビオルラにわざとぶつかろうとしていたのでした。

そのことを察知したリリーは、ビオルラを守ります。

リリーの態度を見たモニカは、リリーが昨日の話を聞き入れるつもりがないのだと悟りました。

どうやらモニカは、ビオルラに嫌がらせをしたり、無視をするための計画を持ち掛けていたようです。

しかし、リリーには皇子に仕える下女としてのプライドがあります。

そのような下賤な企みに、手を貸すことはありません。

モニカは、今度はリリーが標的なるぞと脅し文句を言うと食堂を出ていきました。

ビオルラは、リリーの態度が不思議でなりません。

野蛮な人間が、どうして自分を助けるようなことをしたのか。

いつも笑顔を浮かべるリリーの顔を、はじめてはっきりと認識しました。