彼と私の結婚事情 ネタバレ1話～7話【ピッコマ漫画】医者である主人公の元に来たのは喋らない少年…？しかもその父親は大手企業の社長だった…！？

漫画『彼と私の結婚事情』1話～7話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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喋らない少年の事情とは…？

そして由里子と少年の父親である蓮との今後の関係はどうなる…！？

彼と私の結婚事情1話～7話のあらすじ込みネタバレ

1話　由里子と少年の出会い

診察に向かう由里子は、診察室の周りにいるサングラスにスーツの“いかにも護衛”の人たちを押しのけていきます。

由里子が診察室に入ると、部屋の中は書類や薬などが散乱しており、ソファにはこちらに背を向けてちょこんと体育座りをしている少年が居ました。

 

由里子は少年に、どこが痛いのか笑顔で聞いてみましたが、何も答えません…。

どこが痛いのか指してくれる？と聞くと、少年はお腹を押さえ、ここ？と聞くと、コクコクと頷きました。

 

由里子は少年を抱きかかえ、診察してもいいかな？と聞きます。

その様子を見ていた白髪の執事のような人物は、今までお坊ちゃまのお世話をしてきて誰かに抱っこされてるなんて初めてだ…と驚くのでした。

 

そこへ少年の父親が病院へ到着します。

父親が診察室に入ると、そこには由里子と息子が一緒にソファで仲良く寝ていたのでした。

2話　少年からの報告の電話

由里子が少年の父親の視線で目を開けると、その父親が富永 蓮 社長だということに気が付きます。

一瞬驚いた由里子でしたが、すぐに我に返り、遅い時間だから薬の処方はできない、明日の朝になってもまだ痛ければ来てください、と伝えました。

 

蓮は頷くだけで何も喋らず、息子を抱っこして診察室を出ていきました。

そんな様子に由里子は、ちょっと金持ちだからってあんな態度…！と腹が立つのでした。

 

次の日、病院にかかってきた電話に由里子が出ると、少しの間、沈黙が続きました。

由里子が電話を切ろうとしたとき、コツコツと何かが鳴る音がしました。

 

由里子はすぐに昨日の少年だと気付き、まだお腹が痛いのかと聞きます。

すると、またコツコツと音がして、痛くないのだと理解した由里子は、良かった体にいいものをしっかり食べるのよ！と言いました。

 

その日の昼、由里子は産婦人科フェローの黒川あすかとお茶をしていました。

あすかは由里子に唐突に、智樹に留学を譲ったことを後悔してる？と聞きます。

3話　由里子は元カレに留学を譲り、あげく裏切られていた

あすかは、由里子なら実力がある事みんな分かってるから帰国後すぐに教授になれたはずだしこんなに苦労する必要なかったのに…と続けます。

すると由里子は、留学に行ったからって苦労しなくていいわけじゃないし、と答えます。

 

あすかは、智樹と莉央が日本に帰国するからって来週末にみんなで集まるんだけど、行かないよね？と聞きました。

しかし由里子は用事がなければ行くと答え、あすかは嘲笑われるだけだからやめなよ、と反対します。

 

由里子は、たかが彼氏に国費留学のチャンスを譲って生活費まで貢いだのに裏切られたってだけよ、よくある話じゃない、と言います。

そしてそろそろ仕事に戻ろう、と財布を手にした時、誰かが足にくっついてきました。

 

由里子がびっくりして下を見ると、あの時の少年が由里子を見つめていました。

あすかは、こんにちはと手を伸ばしましたが、少年は完全に無視…。

 

由里子が執事の人と来たの？お父さん？と聞くと、少年は鞄から執筆用のボードを取り出し、おとうさんと書いて由里子に見せました。

するとそこに勇士、先生にご迷惑をかけちゃだめだろう、と言いながら蓮がやってきました。

 

しかし少年は由里子の後に隠れてしまい、由里子は店中の注目を浴びてしまうのでした。

4話　蓮の表情にドキッとしてしまう由里子

その後なぜか由里子とあすかは、蓮の車に乗せられてしまいます。

膝には少年がとても嬉しそうに座っており、あすかはニヤニヤした顔で由里子を見つめています。

 

途中であすかがここで止めて下さい！と言って、車を降りると由里子も、私も…！と言いますがあすかに扉を閉められてしまいます。

運転席に座っていた蓮は由里子の方に振り向き、俺のことが怖いんですか？とクスッと笑うのでした。

 

家まで送ってもらった由里子は、家に着くなり先ほどのクスッと笑った蓮の表情を思い出し、顔を赤らめます。

由里子が今日会ったのって偶然よね…？と思いながら布団に入った次の日の朝…。

 

ピンポーンとインターフォンが鳴り響きました。

由里子はこんな朝っぱらから誰よ…！と扉を勢いよく開けますが、そこにはカンカンに怒った大家さんが居ました。

 

大家さんは、子供がいるなんて聞いてない！それに子供を外に放り出すなんてひどすぎる！と怒鳴ります。

何のことかさっぱり分からなかった由里子…しかし大家さんの足元にいた勇士くんを見つけ、理解しました。

 

取り敢えず由里子は、中に勇士くんを入れ、ひとりで来るなんてすごいね！と頭を撫で抱きかかえました。

5話　父親のところに帰りたくない…？

由里子が勇士くんに、お腹すいたでしょ？何が食べたい？と聞くと、勇士くんはあの時のボードを探す素振りをしました。

それに気づいた由里子は急いで紙とペンを用意し、勇士くんに渡します。

 

勇士くんが紙に書いている間…由里子は、知能には問題なさそうなのにどうして喋ろうとしないのかな…？と考えていました。

 

そして食べたいものを書いた紙を受け取った由里子は、すぐに料理に取り掛かりました。

出来上がった料理に目を輝かせ、美味しそうに食べる勇士くん…由里子は食べ終わったらお父さんの電話番号教えてくれる？と聞きます。

 

その言葉を聞いた勇士くんは、ピタッと食べるのをやめ涙ぐみます。

その後、電話をして蓮が勇士くんを迎えに来ると、勇士くんは悲しそうに由里子を見つめながら帰っていきました。

 

私は医者で一歩病院を出れば患者と自分は何の関係もない、由里子は勇士くんのことを気にしないようにしようと決めるのでした。

6話　家で暴れまくる勇士くん

勇士くんを見送った後、部屋に戻った由里子のケータイに智樹から友達リクエストが届きました。

由里子は何が目的なの？と頭を抱えます。

 

その頃、勇士くんは車で家に帰ると勢いよく扉を開け、飛び出して行ってしまいました。

執事は蓮に、福田先生は坊ちゃまが社長以外に心を開いた方だ、良い兆しなのでは…と話します。

 

しかし蓮は勇士のことは自分に任せろと言って中に入ってしまうのでした。

 

蓮が部屋でパソコンをしていると、勇士くんの部屋からガシャーンと大きな音がしました。

また始まったか…と部屋を見に行くと、そこにはガラスなどを割って散らかし、その破片で切ったのか足から血を流している勇士くんが居ました。

 

蓮はそんなことをしてどういうつもりだ！と怒りますが、勇士くんはその言葉に反発するようにまた近くの壺を割り始めます。

どうしたんだ？と蓮が聞くと、勇士くんはボードに、福田先生は僕のことが嫌いなんだ！と書いて見せました。

 

蓮は、迷惑をかける子のことなんか好きになるわけないだろ！と怒ります。

勇士くんは、うわぁ！と大きな声を出してまた暴れようとしますが、蓮はそれを止め、怪我の治療を始めるのでした。

7話　蓮は勇士くんにある提案をする

蓮は勇士くんと向かい合わせに座り、ずっと周りの人を困らせていると大切にしてくれる人もいなくなるんだよ、と話しました。

そして、まずはお父さんの言う事を聞いてくれ、そうしたらお前の言う事も聞いてやるぞ、と言いました。

 

その言葉に反応した勇士くんはまたボードを手に取り、福田先生と一緒に遊びたい、と書いて見せました。

 

文字を呼んだ蓮が、お父さんの言う事は聞くか？と聞くと、勇士くんは幼稚園に行くと書いて見せます。

蓮は、喋らないのに幼稚園に行って何の意味がある？まずお父さんに毎日３回ずつ１回につき１０文字以上話してみよう、と言いました。

 

うーんと悩む勇士くんに、蓮は頭を撫でながら一度くらいお父さんって呼ばれてみたいんだけどなあ…と呟きます。

そして、若いうちにお前のために沢山稼いでおくよ、大人になっても他人から見下されないようにな、と言うのでした。

 

あれから由里子は毎日手術と診察を繰り返していました。

あすかからは、智樹も莉央も森下第一病院の外科に努めてるらしいとメッセージが来ていました。

 

自分よりも成績が悪かった友達は、留学に行って博士課程を修了し、帰国してすぐに助教授になっている…。

それなのに自分は医大を卒業後、休む間もなく働いてやっとフェローになった…。

 

もしあの時、智樹に留学のチャンスを譲ってなかったら…今頃どうなっていたんだろう…。

由里子は悩まずにはいられませんでした。

彼と私の結婚事情1話～7話の感想

初めは人見知りで話さないだけだと思っていましたが、何か事情があるようですね…。

声が出ないのか、話したくないのか…どちらにせよ、なにか精神的なものが関係しているように思います。

 

由里子と接していた時の蓮は、礼儀もなく失礼な人だと思いました。

しかし、勇士くんと接している時の様子を見ると、きちんと向き合いどうにかしてやりたいという思いが伝わってきました。

 

勇士くんや蓮との今後の関係も気になりますが、留学を元カレに譲ってしまったというところも気になりますね！

 

優秀な医者として働いていた福田 由里子の元へ、大手企業である社長 富永 蓮の息子、勇士くんが診察にやってきます。

何も喋らない勇士くんに由里子は、なにか事情があるのかな？と思いながら、優しく接しました。

 

父親以外に心を開かなかった勇士くんですが、なぜか由里子には驚くほどに懐き、その後も由里子の家に来たりとべったり…。

しかし蓮に連絡を入れられ連れ戻されると、勇士くんは部屋のあらゆるものを壊し始めてしまいます。

 

蓮が理由を聞くと勇士くんは、由里子が自分を嫌いになったと思い騒いでいたことが分かります。

そこで蓮は、お父さんと毎日３回ずつ１回につき１０文字以上話そう、そうしたら勇士のしてほしいことを叶えてあげる、と提案しました。

 

その頃、由里子は産婦人科フェローの黒川 あすかに元カレの智樹と友達の莉央が森下第一病院に勤めているらしいというメッセージを受け取ります。

由里子は元カレに国費留学を譲り、生活費まで貢いでいたのに裏切られた過去があり、あの時チャンスを譲ってなかったら…と悩むのでした。