マイフェアフットマン ネタバレ93話｜漫画｜イライザの継承権放棄にエリザベス、そしてマシューは…

マシューが公爵になればエリザベスの勝ち？

イライザは継承権を放棄したことをエリザベスに報告しに行きました。

マシューを後継者とするためにすべてを失ったエリザベスはイライザが継承権を放棄したことが信じられず、イライザをなじります。

それでも、マシューが後継者になったなら自分の勝ちだと考えるのですが…

マイフェアフットマン93話のあらすじ込みネタバレ

レトス伯爵邸でイライザを待っていたのはエリザベスとマシュー

チューバリッヒ公爵家の親族の集まりの2日後、イライザは再びレトス伯爵邸を訪ねることにしました。

出発前に、アルバートがイライザのためにサプライズプレゼントを用意したと言います。

気に入ってくれるといいが、とイライザの額にキスをしてアルバートはイライザを送り出しました。

レトス伯爵邸の応接室に案内されたイライザは、そこにエリザベスだけでなくジェルル男爵ことマシューがいたので驚きました。

まさかマシューは、自分の家族を窮地に追い込んだ私のことを恨んでるわけではないよねとイライザは考えます。

しかし今、イライザが集中すべきはエリザベスです。

エリザベスがいつも毅然としているのは、怒りと憎しみの仮面を被っているから。

でもイライザにはどんな決断をしようとも応援してくれる、愛する人たちがいます。

だからもう怖いものはないとイライザは勇気を出して、継承権を放棄したことをエリザベスに伝えました。

後継者がマシューになると聞いたエリザベスは驚き、そしてハハハと笑い出しました。

マシューは何も言わず、下を向いたままです。

自分はマシューを後継者にするために何だってしてきた、人生のすべてをかけてきたのに、イライザはそれを滅茶苦茶にしたうえに継承権を放棄したとエリザベスは怒り狂います。

実はエリザベスは兄を殺したという噂のせいで、伯爵から離婚を切り出されていました。

それでもエリザベスは、マシューさえ公爵になれるのなら自分はどうなろうと関係ない、今からでもイライザを処理する方法を考えなければいけないと思っていたほどだったのです。

アルバートのことを思い出したエリザベスは、たかが男一人のために継承権を放棄するなんて馬鹿げていると声を荒げました。

自分はずっと男に苦しめられてきたのに、男のために継承権を手放すなんて、エリザベスには信じられなかったのです。

しかしイライザはアルバートは自分にとって大切な人で、エリザベスが大事に思うものは私にとってはアルバートほどの価値はないと伝えました。

そのとき、エリザベスの脳裏にイライザの父の声が響きます。

私のことも殺すのかと問いかける声に、なぜ死んだあとも私の邪魔をするのかとエリザベスは取り乱しました。

やっと口を開いたマシューの発言に…

しかしエリザベスは、マシューが後継者になったのなら勝ったのは私だと我に返ります。

そしてマシューに今でもあなたを後継者だと思ってくれているお祖父様に挨拶してきなさいと言います。

マシューのほかに後継者にふさわしい人なんていないと言うエリザベスに、イライザは狂気を感じました。

そのとき、マシューがやっと口を開きます。

実は一昨日すでにチューバリッヒ公爵からイライザの意向を聞いていたと言うマシュー。

お祖父様はあなたのことを自慢の孫だと褒めてくださっていたでしょうと言うエリザベスにマシューはあらたまって、母上、と呼びかけました。

そして、昨日、公爵家の継承権を正式に放棄しましたと言ったのです。