マイフェアフットマン ネタバレ96話｜漫画｜すべてが終わり、イライザとアルバートはアッシュウォールへ…

漫画『マイフェアフットマン』96話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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エリザベスとベンジャミンに下された判決は？

エリザベスとベンジャミンに判決が下される日が来ました。

二人に下された判決はどのようなものだったのでしょうか。

 

チューバリッヒ公爵家の継承問題が解決し、さらにエリザベスたちの判決が出たことで、一連の出来事はようやく幕を閉じます。

イライザとアルバートは満を持して、アッシュウォールへ帰るのでした。

マイフェアフットマン96話のあらすじ込みネタバレ

エリザベスとベンジャミンのその後

エリザベスの裁判が行われました。

エリザベスには過去の余罪があるうえに、彼女に同情する世論はないから重刑は免れないというのが大方の見方です。

 

それでも彼女の性格なら控訴するんじゃないかと多くの人が考えていましたが、意外にもエリザベスは控訴することもなく、あっさりと裁判は幕を閉じました。

エリザベスは個人財産を押収され、島の修道院で生涯幽閉されることになります。

 

離婚手続きが終わり、レトス伯爵夫人ではなくなっていたエリザベスは、その後ネイソンの地を踏むことはありませんでした。

 

ベンジャミンは比較的軽い、1年の収監刑で済みましたが、自分は母親の指示に従っただけだと無罪を主張し続けていました。

一年後に出所したベンジャミンは、その後も放蕩な生活を送り、路地裏で何者かに刺されて亡くなってしまいます。

 

しかしベンジャミンが伯爵家の令息とは思えないほど、そんな愚かで惨めな最期を迎えるのは遠い未来のこと…

もし自分が先にイライザに会っていれば…

クリスチャンとバイオレットはイライザの話で盛り上がっています。

イライザがチューバリッヒ公爵家の直系だったというだけでも驚いているバイオレットに、クリスチャンは天下のアルバートが女のために爵位を捨てようとしたことの方が驚きだと言いました。

 

バイオレットはプライドの塊のようなアルバートがそんな選択をするなんてとにわかには信じられません。

 

しかし結局、イライザが継承権を放棄することになったけれど、今度はそれをアルバートが徹夜で何百年前の判例を探し出し、イライザが公爵位を継承できるよう、母上に掛け合ったんだとクリスチャンは事の顛末をバイオレットに説明しました。

 

クリスチャンとバイオレットの母上とは、もちろん女王陛下のことです。

 

結局、イライザは愛も名誉も富もすべてを手に入れたのね、とバイオレットは言いました。

認めたくないけどアルバートに見る目があったということかしらと言うバイオレットに、クリスチャンは同意します。

 

もし自分がアルバートより先にイライザに出会っていたら、自分もそんな情熱的な恋をすることがあったのだろうか、とクリスチャンは初めて会った日のイライザを思い出しながら考えていました。

アルバートに先を越されたなとつぶやくクリスチャンに、バイオレットはお兄様もがんばってと言います。

 

お前こそ、といつもの二人のやり取りが始まりました。

アッシュウォールへ

イライザはアルバートと一緒に馬車に乗っています。

馬車の中で、やっぱり世の中お金が一番、この馬車も乗り心地が違いますとイライザは幸せそうです。

 

今度車に乗せてやるとアルバートが言ってくれましたが、イライザはブルテ鉱山で金塊を掘り当てて、アルバートよりお金持ちになって自分で車を買うから見ててくれと胸を張りました。

しかしそんなこと言わなくても、俺の財産はお前のだとアルバートが言うと、イライザは嬉しそうにそれもそうですねと同意します。

 

その潔さに、アルバートはちょっとは遠慮した方がいいんじゃないかといいましたが、イライザはこの世で一番価値があるのはお金だと譲りません。

 

それより、とイライザは深刻な顔になり、アルバートの母であるサラにはどう説明したらいいかと聞きました。

アルバートはイライザの手を取ると、いつまでもフィリップのふりをするわけにはいかないが、今は成り行きに任せようと言います。

 

公式発表はまだですが、アルバートとイライザの婚約はネイサンでは既成事実化しているし、社交界の方はバイオレットがうまくやってくれています。

バイオレットに感謝するなんて生まれて初めてだと思うアルバート。

 

ここまで準備すれば父上が反対することはないだろうとアルバートは思います。

 

そうしているうちに、二人を乗せた馬車からアッシュウォールの屋敷が見えてきました。

嬉しそうなイライザの笑顔を見ながら、アルバートはイライザがいれば何でもできると思います。

 

これまでも共に過ごし、そしてこれから生涯を共にすることになるアッシュウォールに、イライザとアルバートは帰ってきたのでした。

マイフェアフットマン96話の感想

 

エリザベスはマシューとソフィアが後継者になれないことがわかって、投げやりになってしまったのかもしれませんね。

ベンジャミンが刑期を終えてもまったく反省していなかったのは残念でした。

 

エリザベスとベンジャミンの裁判は終わり、イライザとアルバートの結婚も既成事実化しているので、今さらアルバートの父が反対することは考えられませんが、サラの問題は気にかかりますね。

結婚してからも頻繁に髪を染め、フィリップのふりをするなんて無理な話です。

 

この問題はどうやって解決するのでしょうか。

 

エリザベスとベンジャミンの判決が出て、二人はそれぞれ罪を償うことになりました。

クリスチャンとバイオレットは、アルバートが一度はイライザのために爵位を捨てようとしたことに驚いています。

 

父親からイライザと結婚する許可を得るため、アルバートはバイオレットの力も借りて既成事実を積み上げてきました。

こうしてイライザとアルバートは、これから人生を共に過ごすアッシュウォールへ戻ってきたのです。