皇帝の一人娘 ネタバレ33話【ピッコマ漫画】カイテルの壮絶な過去・・・ドランステとの出会い

アグリジェントの皇后の息子、そして皇帝の第14皇子として生まれたカイテル。

しかし、両親であるはずの皇帝と皇后からの扱いはひどいものでした。

そしてある日、大切な人を奪われてしまい・・・

皇帝の一人33話のあらすじ込みネタバレ

アグリジェントの正妃、皇后の息子として生まれた第14皇子カイテル。

父であるアグリジェントの皇帝に挨拶するも「覚えられないから」という理由から、今後は挨拶に来なくていいといわれます。

父の言葉に素直に従うカイテル。

そこには何の感情もありませんでした。

両親から愛情を受けずに育ったカイテル

カイテルの父である皇帝の周りには多くの女性がいました。

そのため、皇后であるはずの母は皇帝に見向きもされなかったのです。

皇帝の気を引きたいがために、皇后はカイテルを出産。

しかし、カイテルが生まれてからも皇帝の態度は変わることなく・・・

皇后は幼い子供のように癇癪を起こし、カイテルに「顔も見たくない」「産まなければよかった」と言葉にまで出す始末。

カイテルを気に掛ける人間は、乳母だけだったのでした・・・

カイテルはただ耐えていたが・・・

ヒステリーを起こす母親も、自分に見向きもしない父親もカイテルにとってはどうでもいい存在でした。

カイテルは、乳母だけがいればそれでよかったからです。

そして期待せず、ただ静かに生活していました。

しかし、カイテルは乳母と自分の生活している宮を火事で失ってしまいます・・・

大切なものを奪われたカイテルとドランステの出会い

乳母と宮を一度に失ったカイテルは、自分の置かれた状況を理解します。

皇位争いからは逃げられないこと、それから大人しくしているだけでは自分の大切なものは守れないこと・・・

そんな現実を突きつけられたカイテルの前に「手を貸すか？」という声が。

どこから現れたのか、そこにいたのはドランステでした。

命と引き換えに手を貸してやるというドランステに、もうそんな命すら残っていないというカイテル。

カイテルはただ、自分の無力さに打ちひしがれるのでした・・・

カイテルはがむしゃらに生きる決意をする

絶望的ともいえる状況で、カイテルは生き抜くことを決意します。

傭兵として戦場におもむき、自ら剣をふるうカイテル。

そこへまたもやドランステが現れます。

ドランステは喧嘩が好きなのかと問いますが、カイテルはほっといてくれと相手にしません。

しかしドランステは気にせず、アグリジェントに戻る気はあるのかと質問します。

これにはカイテルも戻るときになったら、自分が皇帝になるために戻ると答えました。

そしてカイテルは、皇帝なるために邪魔になるものには容赦しないと決意をあらわにするのでした・・・