フレンシアの華 ネタバレ69話【ピッコマ漫画】幸せな気持ちの意味を知った依織。依織のまっすぐな気持ちは実体化したヤンをどう変えたのか？

漫画『フレンシアの華』69話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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力を取り戻した依織の足元には光る大きな魔法陣ができ、そこには自信にあふれた魔女の姿がありました。

もう以前の伊織ではありません。

 

この強力な魔力で大切な人たちとまた会うことができた依織。

そして、再び目の前に現れたヤンの姿はすっかりと変わってしまいます。

 

実体化が終わった魔王の姿を見た人々は醜い姿だと言いますが、依織にはどう映ったのでしょうか。

フレンシアの華69話のあらすじ込みネタバレ

時間を戻した依織は再び天界人の元に戻りました。

依織の持つ光る大きな魔法陣に驚いた天界人は一斉に攻撃をしてきます。

 

ですが、今の依織にとっては全く怖いことはなく、天界人の攻撃をあっさりと防いでしまいます。

エリカの呼ぶ声がして振り返ると、依織に旅の感想を聞いてきます。

 

エリカは未来を見る能力があるので、依織が時間を戻したことに気がついていました。

魔界の大切な人たちの無事な姿を見ると嬉しくて笑顔がこぼれます。

 

ヤンが依織の前に姿を現します。その顔を見た依織はヤンに会いたかった気持ちとみんなが無事に生きている嬉しさで我慢していた感情があふれだし涙を流してしまいそうになります。

魔王の実体化

すると、突然ヤンの周りが光ったかと思うとすっかり姿が変わってしまったのです。

あの美しかったヤンの姿とはうって変わり、魔界の王そのものになった醜い姿のヤンがそこに立っていました。

 

どうやら魔王の実体化が終わったようです。変わり果てた王の姿を見た者たちは口々に醜い姿だと言いあい、魔王の妃が気の毒だという声まで聞こえてきました。

ですが依織は誰の言葉も気にはしません。

 

依織にとってはどんな姿をしていてもヤンに変わりはないのです。

「ヤンのぬくもりを感じていたい･･･」自分の気持ち通りにヤンの元へ走っていき強く抱きつきます。

 

今まで感じられなった気持ちに満たされている依織はヤンに自分の思いを伝えました。

生きていてこんな気持ちを感じられるなんて考えたこともなかった･･･依織からはまるで生きている喜びをかみしめるように感情があふれてきます。

 

そうして、ヤンの目をまっすぐに見つめ私はすごく幸せと微笑みます。

ヤンに届いた依織の思い

依織の思いを黙って聞いていたヤンですが、実体化したことで姿が変わってしまったことを悔いていました。

「こんな醜い姿になってすまない･･･」と謝ってきます。

 

でも、依織にとって幸せなのはヤンという存在がそばにいてくれることだけなのです。

 

「あなたを愛しています」

そう言うと依織がヤンにキスをしました。

 

ヤンの体は熱くなり、パラパラと何かがはがれるような音がします。

すると、不思議なことにそこには元の姿に戻ったヤンがいたのでした。

 

歴代の魔王の中で元の姿に戻った者は誰もいないはずなのに･･･！？

誰もが驚きを隠せません。

 

フレンシアの先代の魔王でさえ醜い姿のままなのですから驚いて当然です。

そんな中、依織だけはヤンが歴代の王の中で初めて2回目の実体化をしたのではないかと考えたのでした。

フレンシアの華69話の感想

 

時間を戻し天界人の前に再び現れた依織には弱い気持ちなど少しもありません。

光る大きな魔法陣を持ち圧倒的な魔力であっという間に天界人を制圧します。

 

こうして大切な魔界の人たちを助けることができた依織は、ヤンに今思っている自分の全ての気持ちを伝えました。

生きていて初めて感じた息をするのも苦しくて心臓が痛くなるくらい強く波を打つのに、なぜだかすごく幸せだと思える･･･

 

依織の話を黙って聞いていたヤンは自分の姿が変わってしまったことを謝ります。

でも、依織はそばにいてくれることが幸せですと答えると、ヤンにキスをしました。

 

すると、ヤンの体に異変が起こり不思議ことに元の姿へ戻っていました。

歴代の魔王は醜い姿のままだったのにそんなはずはないと大騒ぎになってしまいます。

 

驚いたことにフレンシアの先代の魔王でさえ醜い姿のままだと言います。

依織はヤンが2回目の実体化をしたのではないかと考えたのでした。