マイフェアフットマン ネタバレ8話｜漫画｜アルバートのさりげない優しさと、イライザの子どもの頃の思い出

アルバートの優しさとイライザの父に関する記憶

アルバートは身の回りの世話をさせるためにイライザを馬車に呼んだと言いますが、本当は乗り物酔いをしたイライザを気遣ってのことでした。

乗り心地の良いアルバートの馬車でイライザは眠くなってしまい、気づけばウトウト…

そして子どもの頃に、どうして父がいないのかと母に聞いたときのことを夢に見ます。

マイフェアフットマン8話のあらすじ込みネタバレ

馬車に呼んだのは、イライザの仕事がアルバートの世話だから？

アルバートに馬車に乗れと言われたイライザは、何か持ってきましょうかと尋ねました。

しかしアルバートにお前の仕事は何だと聞き返されてしまいます。

イライザの仕事はアルバートの身の回りの世話をすること。

それなら俺の話し相手をして喉が乾いたら水を入れ、吐きそうになったら上着で受け止める努めをしっかり果たせと言うアルバート。

つまり雑用をしろってことかと理解したイライザがアルバートの馬車に乗り込むと、座席がふかふかなのに驚きました。

馬車が動き出しても、全然揺れを感じません。

アルバートはやはり、イライザが体調が悪かったのを知っていたようです。

乗り物酔いで…とイライザが言うと、アルバートは馬車に乗れるとはしゃいでいたくせに乗り物酔いすることを知らなかったなんてと呆れています。

イライザはアルバートの前ではしゃいだ記憶はなかったのですが、アルバートはイライザが馬車で酔うなら、予定通り列車で来ればよかったと思っていました。

一方イライザは、世話をするために馬車に呼ばれたはずなのに、アルバートはずっと本を読んでいるのですることがありません。

そのうちにだんだん眠気が襲ってきました。

旦那様の前で寝ちゃダメだとイライザは必死に眠気をこらえようとしましたが、結局アルバートの肩にもたれかかって眠ってしまいます。

そんなイライザを、アルバートはこいつに警戒心はないのかと思うのでした。

父がいない理由を尋ねたとき、イライザの母は…

イライザは子どもの頃の夢を見ていました。

顔に怪我をして帰ってきて、母の前で泣くイライザに、母は男なのに泣かないのと叱ります。

しかしイライザは、自分は本当は女の子だから、スカートを履いたりしたいとぐずりました。

母はごめんねと謝り、でも屋敷のみんなの前では女だって言っちゃだめだよと言います。

イライザは母に抱かれながら、みんなが自分のことをお坊ちゃまと呼ぶけど、お母さんが自分の本当のお母さんでしょうと確かめました。

もちろんそうよ、と母はイライザを抱きしめます。

するとイライザはどうして自分にはお父さんがいないのかと尋ね、いじめっ子にお母さんが娼婦だからお父さんがわからないんだと言われたことを話しました。

イライザの母は驚き、父はイライザが洗礼を受けたときにも隣りにいてくれたこと、でもイライザが小さいときに亡くなってしまったことを話しました。

そしていつか、大きくなったら話すとイライザの目を見つめながら言ったのです。

アルバートの肩に頭を寄せて眠りながら、イライザはお母さん、と寝言を言いました。