覇王に秘書が必要な理由 ネタバレ1話～4話【ピッコマ漫画】魔法を解除できる能力を持ったセレスティア！恋人に捨てられ行きついた先は…？

漫画『覇王に秘書が必要な理由』1話～4話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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覇王に秘書が必要な理由1話～4話のあらすじ込みネタバレ

1話　恋人に裏切られた主人公セレスティア

主人公セレスティアはゴルディナの路地裏に住んでいました。

掃き溜めのような街でも彼女は恋人のセレクを待ちながら懸命に生きています。

 

今日もセレクの訪問を待っていると、ルーベルティティがやって来ました。

緑のウェーブ髪が特徴の彼女はいつものようにセレスティアに仕事をお願いします。

 

セレスティアは魔法を破毀する特別な力を持っていました。

使い過ぎると命を落としかねない危険な力です。

 

けれど路地裏生活では命の価値はそれほど重要視しておらず、力のお陰でお金を稼ぎ生きていけるためあまり気にしていません。

 

その力を使ってルーベルティティの腕に着いた入れ墨を消し始めました。

 

力の使用中はセレスティアの背中に魔法陣が浮かび上が上がります。

服を着ていればバレないのは不幸中の幸いでしょうか…。

 

破毀が終わるとルーベルティティは「またセレクを待っているの？」と訊いてきました。

 

セレクの元の名は『セレンケヴァン』。

セレスティアと一緒にこの路地裏で育ち、今は恋人となった大事な人。

 

名前が短いほど身分が高くなるこの国で、魔法将校にまで上り詰め名前を変えたのです。

 

結婚の約束もしている2人ですが、セレクが偉くなったことで『セレスティアが捨てられるのでは？』とルーベルティティは心配していました。

 

セレクを信じ切っているセレスティアを嗾け、待っているだけじゃなく会いに行かせます。

 

その夜おめかしをしてセレクの元へ向かったセレスティナ。

 

「セレクに「婚約者が会いに来た」と伝えてください」

門番にそう言うと何故か呆れたような態度を見せます。

 

「将校様はご懐妊中の婚約者がいらっしゃいますが？」

門番の言葉に衝撃を受けるセレスティア。

 

友人として中に入ることは出来ましたが、通された部屋で見たのは他の女性とキスをするセレクの姿…！

 

ずっと信じて来た恋人に裏切られ、ショックのあまり感情をうまく声に出せません。

 

セレスティアに気付いたセレクは驚いた様子を見せますが、連れて来た兵士にこう言ったのです。

「こんな者知らない」

2話　奴隷にされた行末は…？

両側を兵士に捉えられてしまったセレスティア。

絶望で涙を流しながらセレクに食って掛かりました。

 

けれどセレクは「お前はもう用済みだ」と言って兵士に追い出させます。

 

結婚の話もセレスティアの妄想として、今後良からぬ噂を立てないよう奴隷として売り飛ばしてくるよう命じたのです…！

 

暗い部屋の中拘束されたセレスティアは、セレクへの怒りと信じたい気持ちが葛藤していました。

（彼がこんなひどい事するはずない！きっと何かの間違いよ…！）

 

そこへ誰かが入って来る気配が…。

暗くて顔は見えませんがセレスティアに近づいてきます。

 

セレスティアはセレクだと思い許しを請い、解放してもらえるよう一生懸命訴えました。

けれどその者は何も言わずセレスティアを殴り気絶させたのです。

 

目を覚ました時には格子の付いた荷車に乗せられていました。

中には同じようなみすぼらしい服装をした男たちが乗っており、腕はロープで縛られています。

 

御者に降ろしてくれるよう頼みますが聞く耳持ちません。

（家には病気の弟がいるのに…）

 

こんな事ならセレクに歯向かわず我慢すればよかったと後悔するのです…。

数日後も変わらず馬車は動いていてセレスティアも閉じ込められたまま。

 

しびれを切らして御者に怒鳴り散らしたところ、ようやく外へ出してくれました。

けれどその御者の手には棍棒が握られています…！

 

何をされるのか察してセレスティアは身構えた時、誰かの声がしました。

目を向けるとそこには黒い短髪の体格のいい男性が立っていました。

 

姿を見るや否や頭を下げる御者。

身なりからも身分の高い人なのでしょう。

 

男性は御者から事情を聞くと、「ほどほどにな」と言うだけで帰ろうとします。

セレスティアはこれがここから抜け出す最後のチャンスだと思い、男性に身の上を訴えました。

 

けれど彼の心は動かず、「助けてほしければ相応の対価を払え」と言われてしまいます。

差し出せるものを持っていないセレスティア必死に考え、男性の手の傷に気が付きました。

 

それは魔法の反動でかかる病気。

お金さえあれば薬で治療が可能なものです。

 

「お前に出来ることなどない」

何も差し出せない様子のセレスティアに、男性は追い打ちでそう言い放ちました。

3話　男性の正体とセレスティアがたどり着いた先

「その病を治せます」

何も出来ないと見切られてしまったセレスティアは最後の賭けに出ます。

 

すると男性は魔法を使い2人にしか見聞きできない空間を作り出しました。

病気の事を隠しているのか、何故知っているのか問い詰められます。

 

今にも首を切られそうな目つきにセレスティアは、以前にも同じ病を治したことがあると震えながら説明をします。

 

それを証明するため男性に手を差し出しました。

体の一部が触れていないとセレスティアの破毀は使えないのです。

 

男性の手を取り10から1まで遡って行きます…。

すると手の甲にあった傷はきれいになくなったのです…！

 

セレスティアはこの力を対価に男性について行くことになります。

荷台の後ろに乗せられたどり着い先には使用人と見られる人が沢山いました。

 

ここはブルック帝国の首都ヘゲニ。

そしてあの男性はこの国の皇帝ヴァンだったのです。

 

案内してくれた使用人のセレナの様子から、あまり歓迎されていないのだと感じました。

けれど裸足だったセレスティアに靴を与え、部屋を用意し色々教えてくれる優しさに感謝します。

 

久しぶりのお風呂に癒されていると、ドアをノックする音が…。

セレナだと思って開けた先には皇帝ヴァンが…！！

4話　皇帝ヴァンの病

皇帝がセレスティアの部屋に来たのは治療のため…。

本来なら薬で治るはずですが、皇帝は状態が酷くどんな薬も効かなかったのです。

 

病に関して他言しないように口止めをすると、セレスティアは大胆にも条件を出しました。

「弟をここに連れてきてくれたらこの力の秘密をお教えします」

 

皇帝は承諾し服を脱ぎ始めました。

露わになった背中は傷だらけで内臓にまで影響が出ているようです。

 

眠る事さえ難しい病状に息を飲みながら治療を開始します。

すると今までどんな薬も効かなかったのに、痛みが和らぐのを感じました。

 

完治させるには魔法を使わないのが一番ですが、皇帝にとってそれは難しいこと…。

 

治療が終わり皇帝が去った後、セレスティアは皇帝がどんな生き方をしてきたのか思いを巡らせました。

（きっととても過酷だったのね…）

 

仕事にも慣れてきたころ初めて外出許可が出されました。

教えられたとある家に向かうと、そこには弟のサーミディオンが…！

 

久しぶりの姉弟の再会に2人は抱き合って喜びました。

皇帝は約束通り弟を近くに引っ越させ、適切な治療を施してくれていたのです。

 

セレスティアの事情は他の人から聞き、弟も心配していたようです。

今置かれている状況を伝えるとようやく姉弟共に安心できました。

 

その帰り道、セレスティアは人だかりを見つけ寄り道をします。

何事か街の人に訊いてみると、皇帝が盗賊団を討伐し帰ってくるのだとか…。

 

しばらくすると歓声が聞こえ、視線の先に皇帝ヴァンが馬に乗って現れました。

けれど明らかに様子がおかしい…！

 

宮殿に帰ったセレスティアはすぐに皇帝に呼び出されました。

部屋のベッドでは痛みを必死に耐える皇帝の姿が…！

覇王に秘書が必要な理由1話～4話の感想