フレンシアの華 ネタバレ31話【ピッコマ漫画】これが真実･･･過去の旅で依織が見つけ出したあまりにも残酷な答えとは？

約束の日に大切な友達を亡くしてしまった依織は、その場にいた男を見て犯人だと確信します。

必死に追いかけますが、不思議な光景に気を取られているうちに見失ってしまうのでした。

警察へ犯人を捕まえてくれるように訴えますが、誰も相手にしてくれず全てに絶望してしまう依織。

そんな依織が向かった先は、あの場所だったのです。

フレンシアの華31話のあらすじ込みネタバレ

叶わなかった約束

約束の日、待ち合わせの場所に着くと一緒に行くはずだった友達はすでに息を引き取った後でした。

誰がこんなことを･･･あまりの出来事に言葉を失って立ち尽くしてしまいます。

ハッとした依織が、警察へ電話をしようとしたそのとき壁の間からゾッとするような気配を感じました。

誰かがこちらを見ていることに気がついた依織は、その人物と目が合った瞬間犯人だと悟ったのでした。

大声で「待ちなさい！」と叫び、必死に追いかけます。

「卑怯者！」と依織が叫ぶと、その人物は足を止めました。そして、振り向いたかと思うと辺りは光り輝き犯人の顔も見えません。

「我々は、また出会うことになる。待っているぞ。」そう告げると、不思議なことに依織の目の前から消えてしまいました。

わけが分からない光景に気を取られてしまったせいで犯人を逃がしたと絶望した依織は、自分が誰よりも役に立たない人間だと考えて泣き崩れたのでした。

警察へ訴える依織

そのあと警察へ行き犯人を捜してほしいと必死に何度も訴えましたが、成人したばかりの依織の言葉を誰も真剣に聞いてくれる人はいませんでした。

犯人を見た証拠もないのに、あのときあった不思議な状況の話を信じてくれるはずもありません。

フラフラとした足取りで警察署をあとにした依織。

空を見上げると雲一つない晴れた空でした。その真っ青な空だけが依織を迎えてくれているような気がしたのです。

何かに導かれるように力なく歩いた先はビルの屋上でした。

依織が気づいた真実

「大切なたった一人の友達に残酷な仕打ちをした犯人を見失ってしまうなんて･･･自分はなんの役にも立たない」と自分を責めます。

そして依織は、この世界に生きる理由はもう何もなくなってしまったと考えたのです。

この世界と永遠の別れをするため「Bye」とつぶやき屋上から身を投げた依織は、今までのことを思い返していました。

あのとき変人くんと一緒に出ていく約束をしなかったら･･･。

あのとき犯人を捕まえていたら･･･。

こんなことにならなかったかもしれないと考えていた依織は、あることに気がつきます。

我々は再び出会うことになるといった犯人の男は、銀色の髪の色をしていました。

膝から崩れ落ち真っ青になった依織の顔を見て、賭けをしている店員はニヤリと笑い真実を見つけたことを悟ります。

依織が見た長い銀色の髪の男とは、まさにヤンの姿そのものだったのです。