大魔法師の娘 ネタバレ12話【ピッコマ漫画】吹き荒れる冬の嵐、ラキエルを止めたメイベルの呼びかけとは・・・？

漫画『大魔法師の娘』12話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

 

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ラキエルの怒りが爆発し、シクラメン家は破壊され、さらに冬を呼び戻す魔法であたりは嵐に飲まれます。

ラキエルは少しだけメイベルの方を振り向きますが、すでにシクラメン家の人間しか見えていないようです。

 

メイベルには見せない怒りの表情を見せるラキエル。

メイベルはラキエルを止めなければと思いますが・・・？

大魔法師の娘12話のあらすじ込みネタバレ

ラキエルはシクラメン家の人間への怒りから、冬を呼び戻す魔法を発動します。

 

強い魔力が必要なその魔法は、ラキエルの身体に巻き付く黄金の鎖をさらに強くしていきます。

しかし、弱めるどころか魔法の威力をどんどん強めていくラキエル。

 

メイベルの目に映るラキエルは、たくさんの鎖が巻き付いて、今にも縛り付けられてしまいそうです。

そんなラキエルを止めようと、メイベルはラキエルの元へ駆け寄りますが・・・？

呼び戻された冬の嵐

身体に黄金の鎖を巻き付けながら、ラキエルが発動した冬を呼び戻す魔法・・・

メイベルはカンの魔法に守られていますが、遠くに見えるラキエルが気になります。

 

カンも魔力を使いすぎているラキエルの身を案じます。

 

あの黄金の鎖は、ラキエルの魔力を制限するための制約なのです。

 

「旦那様の壊したあの部屋で、お嬢さんに何があったのですか？」

カンにそう尋ねられたメイベルは、お義母さんに殴られていたのだと答えるしかありません。

 

一方、シクラメン家の人間たちは、ラキエルの魔法に耐えようと十数人がかりで魔法陣を描きます。

しかしラキエルが力を強めると、一人、また一人と魔術師たちが力尽きていきました。

 

そしてラキエルは兄の妻に近寄ると、メイベルに何をしたのだと問いただします。

 

兄の妻は「何もしていない」と言い張りますが、メイベルの邸宅でのおびえた様子に『お仕置き部屋』・・・

これで何もしていないのなら、メイベルにしたことと同じことをしても不満はないだろう、とさらに魔法を強めます。

父ラキエルを守りたい、メイベルの思いは・・・

ラキエルが呼び戻した冬で、ラキエル自身の姿がどんどんメイベルから見えなくなっていきます。

思わずラキエルのそばに駆け寄ろうとするメイベルを、カンは「彼らの自業自得だ」と引き留めます。

 

しかし、メイベルは偽物の家族を助けたいわけではありません。

父であるラキエルを助けたいのです。

 

守ってくれていたカンのバリアから飛び出し、ひとりラキエルの元へ歩き出しました。

吹き荒れる冬の嵐に寒さを堪えながら、ラキエルの姿を探します。

 

そして・・・

「お父さん」

 

自分に背を向けるラキエルに向けて、初めて「お父さん」と呼びかけました。

 

しかし、その先に何を言えばいいか分からないメイベル。

ただ傍にいてほしいだけなのに、上手く言葉にできません。

 

そしてようやく、寒いのだとラキエルに訴えました。

ラキエルはハッとします。

そして吹き荒れていた冬の嵐がピタリと止み、メイベルの元へ手を差し伸べました。

 

そんなラキエルに、ぱぁっと笑ってうちへ帰ろうと言うメイベル。

そんなメイベルを抱き留め、ラキエルは愛おしそうに頭を撫でるのでした。

大魔法師の娘12話の感想

ラキエルのことを初めて「お父さん」と呼んだメイベル。

その呼びかけに、ハッとしたように振り返るラキエル。

 

ようやく本物の親子のような関係が見えて、なんだか感動してしまいました。

メイベルがうちへ帰ろうとラキエルに笑いかけた時、あれだけ吹き荒れていた冬の嵐が嘘のように春の花びらが舞い散ります。

 

まるでふたりの間を親子の絆が結んだような描写に、思わず心があたたまるシーンでした。

 

さて、残りのシクラメン家の人間はこれからどうなっていくのでしょうか？

メイベルとラキエルの関係は・・・きっとこれから良くなっていく一方でしょう。