覇王に秘書が必要な理由 ネタバレ14話【ピッコマ漫画】『破毀』を使うと体に触れたくなる！？皇太后に目を付けられたセレスティアの運命は…！？

皇帝が感じた不思議な感覚は、セレスティアの力の副作用によるものでした。

体に触れたくなる副作用を当たり前とするセレスティアに、皇帝は色々な面で不安視するのです。

遠征から帰ってくるとすぐ皇太后がやってきました。

近頃皇帝に急接近したセレスティアに、「皇帝の秘密を言え」と詰め寄ってきます。

セレスティアは以前の仕打ちを思い出し震えあがってしまいました。

この危機をどう切り抜けるのか…！？

覇王に秘書が必要な理由14話のあらすじ込みネタバレ

破毀の副作用

セレスティアの背中の魔法陣の影響か、皇帝は不思議な衝動にかられます。

肩にもたれかかり「抱きしめたい」と言ってきたのです。

セレスティアは迷うことなく自ら皇帝を抱きしめました。

戸惑いもせず抱きしめられ皇帝の方が驚かされましたが、今はただ身を委ねたい気分です。

しばらくすると気持ちは落ち着き「すまなかった」と言って向かいの席に座り直しました。

これも治療の一環だと思っているセレスティアは「問題ありません」と返します。

けれど皇帝が言いたかったのはそこではなかったのです。

上手く伝わらずイラつく皇帝に「ただの副作用ですから」とフォローし直します。

皇帝はその言葉や先程の戸惑いの無さから、以前にもこんなことがあったのか尋ねました。

セレスティアは答えづらそうに言葉を飲みます。

治療の際に起こる副作用として体に触れたい衝動があるのは確かです。

けれどそれを知った時の相手がセレクだったため答えられませんでした。

セレスティアの反応から経験があると察し、これまで体に触れようとした者たちと同じ下衆になった気がして皇帝は自己嫌悪するのです。

そしてこの副作用でセレスティアが傷つかないように、また同じ症状が出た時は近づかないことや、万が一の時のために剣を持たせようかと考えを巡らせます。

セレスティアは皇帝の気遣いに「嫌な時はちゃんと断れますよ」と言って安心させるのです。

それよりも今は治療が優先！

皇帝は渋々上着を脱ぎ始め治療が開始されました。

体の痛みが和らぎ治療が終わると、先程までの衝動も無くなったようでした。

セレスティアは気遣ってくれた優しさに改めて感謝を述べます。

その笑顔に皇帝は一瞬あたたかな気持ちが芽生えますが、すぐに表情を引き締め「媚び諂うな」と言って馬車を降りてしまいました。

怒っているわけではないけれど、これ以上を求めたらセレスティアはどうするのか…？

お互いのためにも境界線は必要だと感じるのです。

目を付けられたセレスティア！

遠征から帰ってきても治療は続きます。

けれど皇帝との間には微妙な空気が漂っていました。

そんな中皇太后が訪ねてきました。

セレスティアが来てから皇帝の動きが変わったと勘付き様子を見に来たのです。

何かを知っているのではないかとセレスティアに問いかけました。

背の高い皇太后に見下ろされ、体が震え始めるセレスティア。

返事をしなかったことにより皇太后の機嫌を損ね始めます。

けれど治療について話すわけにもいかず、その場に正座し「ただの使用人の私が知ることなどありません」と返しました。

皇太后はソファに腰掛けると、テーブルの上にあったマトリョーシカが目に留まります。

それをセレスティアに見立てて一つ一つ開けていきました。

元は奴隷から平民になり、アカデミーで優秀な成績を収め、パーティーで皇帝と踊った…。

そして今は皇帝の寝室にまでいるセレスティアが、何も知らないなんてことあるわけないと言うのです。

摘ままれた小さなマトリョーシカがまるで自分のように見え、セレスティアは恐怖で震えが止まりませんでした。

「お伝えできることは無い」と懸命に訴えますが、なかなか皇太后は諦めてくれません。

顔を上げ涙を流したセレスティアは尚も訴えます。

すると皇太后の連れの男性がセレスティアの胸倉を掴み無理矢理立たせたのです。

その瞬間奴隷商人に棍棒で殴られそうになったことや、皇太后に頬を叩かれた時の恐怖が蘇りました。

また同じことが起こるのだと察し、セレスティアはぎゅっと目を閉じ身構えます。

そこへ「何をしている？」と言って現れたのは皇帝でした。

皇太后を追い払いセレスティアを護れるのか…！？