フレンシアの華 ネタバレ45話【ピッコマ漫画】ヤンの心を変えたのは苦しみにひたすら耐える依織の姿だった！

魂の色がハッキリと見えるようになった依織ですが、魔法が使えるなんて信じられない気持ちでした。

依織は戸惑いながらも、「ヤンに今すぐ会いたい」ただその一心で、杖を握り自分の名前をつぶやきました。

フレンシアの華45話のあらすじ込みネタバレ

赤い色の魂

ジンは最初にここへ来たときとは違って、今は依織の魂の色がハッキリと見えるようになったといいました。

魔法を使ってみるように言われた依織は、まだ信じられません。

「でも今までも信じられないことがたくさん起きたのだし、何より今すぐにヤンに会いたい･･･」自分の名前をつぶやいてみました。

すると、依織の周りは光に包まれ紋様が現れたのです。

これにはエリサルの人たちも驚いています。今まで自ら紋様を作り出したのは、たった二人しかいなかったようです。

「ヤンの元へ連れて行って！」依織は杖に魔力を込めました。

ずっとそばにいてほしいと願うヤン

ヤンに会えると思っただけで、心にいろいろな感情があふれてきます。

依織が目を開けると真っ赤な空が広がっていました。思わずうっとりとする依織。

ヤンが突然現れてギュッと抱きしめます。

「ずっとそばにいてほしい･･･そなたがいなくなると不安になる･･･」と、じっと見つめました。

依織は初めて会ったときもこうやって見つめあっていたことを思い出し吹き出しました。

でもヤンは、初めて会ったのではなかったというのです。

はじめは強くなることに興味がなかったヤンは、お妃の魂が生まれることにもさほど興味がありませんでした。

ですが、神族から見せられた依織の姿は、苦しみに満ちていました。

小さな体で力もなくただひたすらに耐え続け、何度も困難から立ち上がる依織の姿を見ていたといいます。

だからアイラを依織の元へ送ったのです。またヤン自身も会いに行ったことがあるようでした。

「そんなうちに名前はなんというのか、どんな声なのか、何を好いているのか…と疑問を持ち、いつしか愛していた」と。

ヤンは依織がこのフレンシアへ戻ってきたことも、すぐに分かったといいました。

初めて会ったとき、ヤンから死にたいのかと聞かれた依織。

今はもう迷うことなく答えることができます。

「生きていたいです…」そういうと二人は唇を重ねました。

すると、不思議なことに空の色が薄くなったのです。

魔力は魔界の空の源

ヤンは多くの魔力を必要とする者が現れると、魔力を源とする空の色は薄くなるといいます。

それは紛れもなく依織のことでした。

魔気との接触は副作用があるかもしれないけれど、ヤンが依織を助けるというと指にキスをしました。

依織の薬指に指輪が現れます。

この指輪が魔力の衝突から守ってくれるのだそうです。

指輪をもらった依織は嬉しそうに、人間界では薬指に指輪をはめることに特別な意味があることをヤンへいうと･･･

「指輪を好いている者にあげるのは知っている」といい依織を抱き寄せたのでした。