狼女帝ロゼリン ネタバレ7話【ピッコマ漫画】生き残るためにジュンはどんな事も受け入れる決意をし、ロゼリンの元へ

漫画『狼女帝ロゼリン』7話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「狼女帝ロゼリン」6話はこちら

▼こちらの漫画アプリもおすすめ♪

現実

スカーデン帝国の言葉と文化をなかなか前向きに受け入れられないジュンに、教育を任されているティアルピは苛立っていました。

言葉がわからなければピロートークまで通訳する事になるとは…と冗談か本気かわからない風な彼に、ジュンは赤面しながらも反論します。

 

そんなジュンにティアルピは改めて彼に現実を告げます。

すでに王族ではなくなったジュンは、今はロゼリンに仕えている身…今は大目にみてもらっているのだと。

 

それでも、すぐには受け入れ切れないジュンの脳裏に、あの日兄が言った言葉が浮かびジュンは自分に誓った事…その思いを胸に、ある決意をするのでした。

狼女帝ロゼリン7話のあらすじ込みネタバレ

皇帝に仕えると言う事

勘違いしないでください、あれは命令です！とティアルピ。

夜、部屋に来ることを拒んでいるジュンに彼は冷淡な口調でそう言いました。

 

ピロートークまで通訳しないといけないのかー、とジュンをからかうティアルピは、元は東西を行き来する商船で育ったので日の国の言葉も話すことが出来ますが、荒くれ者たちの中で覚えた言葉なので少し俗っぽいのです。

そのため、あまり気乗りしていないジュンをからかう時もつつしみや恥じらいにかけており、ドーテーで間違いないですよね？などと平気で口にします。

 

ジュンは耐えきれずに、なぜそんなことを聞くのだ？と訊ねればティアルピは事も無げに、｢陛下が選んだ男なのでキムスコだと思いますが念のため…｣と答えました。

あまりの恥じらいのなさに赤面するジュン。

 

何のために経験を問うのだ…女性なら出血の有無で…などと言う彼をティアルピは鼻で笑います。

日の国の片田舎の知識だ、と呆れたように溜息をついたティアルピは、おもむろにジュンの顎を手にとって顔を眺めました。

 

そして、うーん…と唸ると、あなたは黙っていた方が良いですよ。

とさらりと言い、ロゼリンが男を選ぶ基準を説明します。

 

ロゼリンが男を選ぶ基準とは、まず顔。

もう一つが、ドーテーかどうか。

 

なので、どちらも問題ないジュンはニコニコしていれば大丈夫だと言うティアルピ。

恥じらう事もなくそう言った彼に、ジュンは軽蔑したように眉を寄せます。

 

恥を知らない人達だ、そう言った直後…今までにっこりと笑みを浮かべていたティアルピの顔がスッと冷めていきました。

 

貴方は今、帝国の君主に仕えている身、上から物を言える立場じゃありません…発言に気を付けてください、と。

念を押すようにティアルピは冷たくジュンにそう言い捨てたのでした。

いつか国を復興させるためなら

けれど、合わない文化に耐えるしかない事はジュンもわかっています。

必ずここで生き残らなければならない…でないと国を復興させる事なんかできないから、どんな手を使ってでも生きる…それが今ジュンの心の支えです。

 

ジュンが大人しく従うとなったティアルピは、ぱっと顔を明るくし次は女性の体についての説明を始めました。

以前、ジュンのいた日の国では爵位を与えられたり功績をあげるとまげを結い、装飾を付け祝う風習があった為、髪を伸ばしており、頭では国は滅んでもうない事はわかっていましたが、心では諦めがつかないまま。

 

それでもジュンは、ここで生き残る事を決意しロゼリンの寝室へと向かったのでした。

狼女帝ロゼリン7話の感想

コメディシーンとシリアスシーンがはっきりと分かれていて今回も面白かったですし、色々とぶっちゃけた感じのノリも私は好きです！

 

今の所、自分がこれからどうなるのかわかっていないジュンですが、きっとロゼリンは悪いようにはしないような気もします。

 

やっぱり顔が気に入ったからというのもあるのでしょうが、一番最初にロゼリンが子供の頃の夢に出て来た黒髪の男の子っていうのがジュンなのだとしたら2人はいずれは恋人になるのでしょうが…ロゼリンにとってジュンはただのモノのようにも見えますよね。

というか、ロゼリンってあんなにキレイなのに今まで特定の相手がいないのってなんか不思議ですよね。

 

もしかして、ジュンを待っていたとか？

個人的には、気高いロゼリンがジュンに惹かれて可愛くて普通の女の子のように変わっていくのも見てみたいです笑

 

未だに現実が受け入れきれないジュンは、改めて現実を目の前にし崩れそうになる心を必死にあの日、兄に言われた言葉を思い出して踏みとどまります。

 

どんな手を使ってでも、日の国を復興させる。

その為には、何だってするのだと覚悟を決めたのでした。