狼女帝ロゼリン ネタバレ50話【ピッコマ漫画】もしかして似た者同士？ジュンとルーカスはお互いの意外な面を知る？

。漫画『狼女帝ロゼリン』50話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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知識欲と会話の次元

朝、いつものように勉強をしていたジュンの前に余裕気な表情のルーカスが現れます。

彼は最近はジュンの神経を逆なでするのを楽しんでいる様子。

 

この時もジュンの粗を探しては皮肉を言おうとしていたルーカスですが、彼が楽をせずに勉強をしている事に興味を持ちました。

 

ジュンにとっては褒美のモノよりもロゼリンと過ごせるほうが何より嬉しくなっており、ルーカスの事も含めそれ以外は相手にしていません。

 

ですが、ある事がきっかけでジュンとルーカスはお互いの意外な面を知る事になるのでした。

狼女帝ロゼリン50話のあらすじ込みネタバレ

他の狙いがある？

朝、いつものようにスカーデン帝国についての勉強をしているジュンの元にルーカスがやって来ました。

 

彼とはロゼリンを巡って水面下で戦い続けており、軽い調子で強引に正面の席に座るルーカスにげんなりするジュン。

 

ルーカスはジュンをじっと見ると、おもむろに｢変わっていますね｣と話しかけました。

最近は、ロゼリンの元に行くのではなくジュンの神経を逆撫でするのを楽しんでいるルーカスは、今日もそのつもり。

 

わかったようにジュンを気遣うような事を言いますが、その裏には皮肉が隠れています。

ロゼリンに寵愛されているのだから、勉強などせずに楽して暮らすことも出来るのに金品も受け取らないしで大変ですね、と。

 

皮肉に皮肉を重ねて、｢損をしますよ｣などとも言いました。

まるで自分が親切心で言ってあげているという態度に、ジュンは｢関係ない事です！｣と突っぱねます。

 

金品は、初めてロゼリンと夜を共にした翌日に褒美として絹をくれた事がありました。

あの時はプライドがあり断ったジュン。

 

ロゼリンの秘密を知ってからは、少しずつ心の壁が消えているような気がしており、ジュンにとって今はモノである｢褒美｣よりも、ロゼリンと2人っきりで過ごせる時間が何よりの｢褒美｣なのです。

 

そう思うと、自然に笑みが浮かんできました。

と、そこでルーカスはジュンが読んでいた本がスカーデン帝国の法典だと言う事に気付きます。

 

何故？と問うとジュンは事も無げに退屈で…と答えました。

それに意味が分からないルーカス。

 

スカーデン帝国の法典は難しくジュンの国の言葉でもないのに…ルーカスも数か国語を話せはするけど読めないのです。

 

対して、ジュンは読めはするけど話せない。

もはや会話の次元が違う2人は、お互いに正反対なのでした。

 

ジュンが｢読み書きにも慣れておくと便利ですよ｣と言うと、話の埒が明かないと思ったルーカスは、ある事を切り返します。

 

それは、ジュンが今勉強しているのは、いつかジュンの座を取り戻す為なのでは？

つまり、日の国を復興させるつもりなのか？という事。

 

図星を指されたジュンは焦りを悟られないと平静を装いますが、ルーカスは見透かしたように言葉を続けます。

 

この場の空気を切り抜けようとジュンが席を立った時、通りがかった男達とぶつかってしまいました。

 

男達はジュンを、｢陛下の暇つぶしのおもちゃ｣と呼び落とした本を踏みつけます。

ルーカスはそんな彼らを幼稚だな、と思い話しかけられた際にも他人のフリをしてくれと言い放ちます。

 

黙り込んだジュンを侮辱する男達。

ジュンは黙って耐えていましたが、ついにボソリと一言。

 

醜い顔をこちらに向けるな。と言い捨てます。

一瞬静まり返った後、男の一人がジュンに殴りかかろうとしました。

 

が、ルーカスの機転で退ける事が出来ました。

彼らにとって、ジュンに構っている時間よりもロゼリンのご機嫌を取る事の方が重要なのです。

もしかして？

この状況ではっきりと相手に言い返したジュン。

ルーカスは、彼に自分に自信があるようで…とからかう事を忘れません。

 

ジュンとしては、おもちゃだと言われたのでそれに合わせた対応をしたのですが、ルーカスはそれが面白くて話を弾ませます。

 

｢あのような男達は、着飾れば男らしくないと言う。だから、次は踏みつけたのが皇帝の法典だという事も知らない愚か者ども｣と次は言ってやればいい、と言いました。

 

あの者たちは頭が悪いので、と付け加えて。

ジュンとしては、頭の悪い者たちは、そもそも自分が愚かなのだという事に気付いていない、とさらりと言い返します。

 

話が通じないのならわざわざ言う必要はない、と続けるジュン。

ルーカスはしたたかなジュンに思わず笑いを吹き出してしまいました。

 

声を上げて笑うルーカスは、まさか自分と同じように思っている人がいたとは思わず、ジュンもまたそんな彼の意外な面に笑みを返し、互いになかなか歪んだ性格をしていると話した2人からは、ギスギスした雰囲気は消えているように見えたのでした。

狼女帝ロゼリン50話の感想

 

2人とも頭は働くのでいい感じにひねくれものというか笑

ルーカスがなぜジュンにばかり会いに来るのかはわかりませんが、ロゼリンと仲良くいる事で嫉妬しているわけじゃないのでしょうか？

 

個人的にはロゼリンを巡ってドロドロの展開になる事をちょっと期待していたりもしましたが、これはこれでグッド！

 

2人ともイケメンなので見ていて癒されますー。

それもですが、ジュンがロゼリンの事を考えている時の優しい表情…いいですよねぇ！

 

モノなんかじゃなくて、ロゼリンと一緒に居られるい時間が欲しいと言うのも最高です。

スカーデン語が話せるけど読めないルーカスと、読めるけど話せないジュンってなんだか正反対でいい友達になれそうな気がします。

 

昨日の敵は今日の友と言いますか…これを機に、ロゼリンとジュンが本当に困ったときにさりげなく助け船を出してくれるようになればいいのになーなんて思っちゃいます。

 

この次の展開がどうなるのか楽しみですね！

 

最近はほとんどロゼリンに会うでもなくジュンの神経を逆なでする事を楽しむルーカスは、この日もジュンにからみにいきます。

 

ルーカスの嫌なもの言いを相手にしないジュン。

ですが、彼の言ったある言葉が的を得ていた事にドキリとします。

 

ジュンは自分の狙いに気付かれていた事に驚き、これ以上話を進められるのを防ぐために席を外そうとした時、ジュンを良く思っていない男達にからまれてしまいました。

 

さんざんな事を言われてもなお、凛として相手にしないジュンを見ていたルーカスはあの男達を｢馬鹿｣だと言った上でまた神経を逆なでしようとしますが、ジュンも負けてはいません。

 

どこか同じような事を考えていたと気付いた2人は、互いの性格が歪んでいるなどと話しながら笑いあうのでした。