レディーメイドクイーン ネタバレ77話【ピッコマ漫画】皇帝と父親としての助言？皇帝が見せた政治に対しての二つの顔とは。

皇帝とラキエル二人きりで政治の実権について話していました。

ある提案がラキエルにあるようです。

どんな内容なのか気になります。

また、アビゲイルに対しては意外な顔をのぞかせる皇帝。

皇帝と皇女と言う関係以上に、実の親子であると感じさせる一面になっている事に注目です。

レディーメイドクイーン77話のあらすじ込みネタバレ

ラキエルへの提案

皇帝はグラスに二人分のお酒を注ぎ、ラキエルに渡しました。

ミハイルに比べてどうかと尋ねラキエルから満足していると言う言葉を引き出します。

皇帝は内務長官の席が空き、ブナリオ伯がラキエルを勧めていたと伝えました。

今の地位に就く前からの成果を皇帝は認めます。

その上でラキエルの年齢でさらに政界で学ぶことを提案したのでした。

ラキエルは不肖ながらと伝えつつ、了承したのです。

父と娘の関係

アビゲイルは本を読んでいます。

一度決まれば酷な事でも耐えられなくてはいけない、その事は人間の不幸だと書いてあるようです。

その内容にアビゲイルは思うところがありました。

皇帝の元を尋ねたアビゲイル。

皇帝の部屋は上質な彫刻や年代物の家具、そして誰か分からない肖像画があるのです。

アビゲイルは翻訳を依頼されて皇帝の元を訪れていたのでした。

三回目でもなれないと思うアビゲイル。

一番落ち着かないのが皇帝への対応で、まるでライオンがこちらに来るのを見るしかない動けないと感じるのでした。

人を圧倒されると言うのがどういうものかを初めて知ったと思うのです。

皇帝が本を閉じてアビゲイルを褒めます。

今回の本は以前の本と、内容が正反対のものだと皇帝は指摘するのです。

普通は尊敬するものを翻訳したりするけどどちらを尊敬していても疑問が残ると伝えました。

アビゲイルは、メネビレ教授に偏狭な判断を下さないためにいつも自分の意見と違うものに触れるよう教えられていたようです。

君主の意見が対立する状況になった時に必要だと教授されています。

よって、アビゲイルはどちらかに傾倒している訳ではありませんでした。

皇帝はその勉強の結果を尋ねます。

どちらがより良いと思ったかアビゲイルに尋ねるのです。

アビゲイルはようやく文字が読めるようになったから優劣はつけられないと答えました。

質問を変えた皇帝。

どちらが心に響いたのか聞いてきました。

アビゲイルは質問が単純なものではないと気が付いています。

アビゲイルの政治的な考え方を質問してきているのだと捉えました。

皇帝は一つの歪んだ考えに近かったのです。

機嫌を取るための答えを導き出そうと考えている時、皇帝はアビゲイルがパサカリア皇后にそっくりだと伝えました。

アビゲイルは、パサカリア皇后のネックレスをして初めて皇帝にあった時も同じ目をしたことを思い出します。

その目は夢の中をさまよっているようで、古い夢に逆戻りしているかのように見えました。

アビゲイルが答えに慎重になっているのを察した皇帝。

権力も正当性も最後に残るものが正しいとなり、君主は常に自分だと信じていればいいと助言したのです。

どんな手でも自分の手で統治するのが一番だと教えたようでした。

その話をする皇帝の顔は、娘に淡々と教える父親の顔だったのです。

立ち上がった皇帝は侍従を呼び寄せました。

あるものを持ってこさせたのです。