復讐の皇后 ネタバレ63話【コミコ漫画】皇后をバカにするローズモンド一派と彼らへのパトリツィアの対応

漫画『復讐の皇后』63話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

＞＞前回「復讐の皇后」62話はこちら

皇后を貶めるような発言を繰り返すローズモンドと、貴族たちに毅然とした態度を示すパトリツィアは必見です。

 

また、ペトロニラに対してめげないロスシーにも注目してみてください。

 

復讐の皇后　63話のあらすじ込みネタバレ

皇后の立場

思わずローズモンドをひっぱたいてしまったパトリツィアを見て、会場内はざわついていますが、そのざわめきはパトリツィアの耳には入っていません。

 

再度、ローズモンドを叩き、不敵な笑みで彼女を見下ろします。

抗議するローズモンドもものともせず、正式な皇后の立場としての制裁だと言います。

 

高位の貴族である公女の恥にはなってしまうけど、しょうがないことだと、吹っ切れた美しい表情で言い放ちました。

 

ローズモンドを養女にしたエレフニー公爵を探しながら、マダム・ジャニュアリーの方を一瞥します。

 

彼女が視線をそらしたことで、パトリツィアは何事かの確信を得ることが出来ました。

 

そして、公爵にローズモンドのことで苦言を呈します。

 

ローズモンドは確かに美しいけど、それは見た目だけのことであり、中身はおそまつなもの。

パトリツィアはそういった人は破滅してしまうのだと言い、言外に彼女の末路をほのめかせて、公爵を脅しました。

 

公爵はその言葉を真摯に受け止め、罰の軽減を願い出ました。

 

しかし、その殊勝な立場は一転して、公爵は不妊問題を蒸し返したのです。

 

冷や汗をかく公爵の後ろには、にやりと笑ったローズモンドが並んでいます。

 

その説明をしようとし始めた公爵を、今度は皇帝が無礼なことだと咎めました。

公爵は内宮――つまり皇后の処分に関わる人ではなににも関わらず、皇后であるパトリツィアを罰しようとしていたのです。

 

それは公爵の領分を超えた非情に無礼な行いでした。

更にパトリツィアは当の公爵の愛人が出産した時の年齢よりも若いのです。

 

その彼女に対して世継ぎを、と責め立てるのはあまりに非常識なことです。

 

意図を問われた公爵は言葉に詰まってしまい、パトリツィアはパーティー会場を立ち去りました。。

 

皇后にとっていいこと

建国祭が終わり、パトリツィアたちは日常に帰ってきました。

ローズモンドの不始末に関しては、皇帝はまだ何もパトリツィアに話していないようでした。

 

しかし建国祭をパトリツィアが後にしたその後に、皇帝とローズモンドがかなり激しく言い争っていたそうです。

 

パトリツィアはそれを聞いても私には関係のないことだと、そっけない様子でした。

 

そうだとしても、パトリツィアたち皇后一派にとって、皇帝と情婦の仲が離れるのは悪いことではありませんでした。

 

ロスシーの熱意

視点は自宅にいるペトロニラへと移ります。

ペトロニラにお客さんがいるということで、玄関に向かうとそこにいたのは先日熱烈にペトロニラを口説いていたロスシーでした。

 

昨日の出会いが記憶に残っていたことでわざわざ出向いてきたそうです。

 

ペトロニラは忙しいから簡潔に要件を述べてほしいと頼むと、ロスシーは赤いチューリップの花束を彼女に差し出しました。

 

散歩をしていたら、ペトロニラに似合う花を見つけたのだと言います。

 

どうして、とペトロニラが問うと、ロスシーは自分は惚れた相手を適当に扱うことはしないのだといいました。

 

そして昨日のごたごたで流れてしまったダンスの代わりに、彼女をデートに誘いました。

 

復讐の皇后　63話の感想

下手したら皇室侮辱罪に問われてしまいかねないほど失礼なことを言ったエレフニー公爵ですが、ローズモンドの態度と、慌てた様子や冷や汗をかいていたことから、ローズモンドの言いなりになっている可能性が非常に高いです。

 

公爵というのは、本当に高位の立場にある貴族だと思うのですが、そのような立場にある人が皇后を重んじることをしないなんて、この国とパトリツィアは大丈夫なのでしょうか？

 

私は読んでて不安になってしまいました。

 

ところで、ロスシーは非常に熱烈な男性ですね。

一歩間違えればストーカー扱いされてしまいそうです。

 

付き合う人を選びそうなタイプですが、果たしてペトロニラとの相性はどうなのでしょうか。

そして、ペトロニラは彼になんと答えるのでしょうか？

 

また、彼が持ってきた花――赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」だそうです。

 

彼は本当にペトロニラに恋に落ちたのでしょうね。

行動力に感服しました。

パトリツィアはローズモンドに制裁を加えましたが、公爵のローズモンドに追随する態度に困ってしまいました。

 

しかし、皇帝が助け舟を出すことで対面を保つことが出来て良かったです。

そして皇帝とローズモンドの間には、少しずつ亀裂が入ってきているようでした。

 

最後にロスシーは懲りずにペトロニラをデートに誘いました。