狼女帝ロゼリン ネタバレ9話【ピッコマ漫画】故国を懐かしむジュンは、ロゼリンがなぜ自分を選んだのか分からず…。

どうやらロゼリンに気に入られたジュンは、それから毎晩のように夜に呼び出されるのでスカーデン帝国の城の中のメイドの間では面白半分で噂になってしまっていた様子。

一方、ジュンは自分の置かれている立場を不思議に思っているふうにも見えます。

何を考えているのかわからないけれど

ロゼリンは事が終われば愛の言葉をささやくわけでもなく、抱き合うわけでもありません。

それは恋人のようなふるまいを期待しているのではなく、特に何も求めていない本当に行為だけの為にジュンを呼び出しているかのようでした。

そんなロゼリンに、自分のどこが気に入っているのかわからないジュンですが…？

狼女帝ロゼリン9話のあらすじ込みネタバレ

何を考えているのかわからなくても

ロゼリンに気に入られ毎晩のように寝室に呼ばれることとなったジュン。

彼が今までの男達よりも長続きしている事にスカーデン帝国のメイド達の間では面白半分で噂になっていました。

ロゼリンには特定の相手が居ません。

居ないというより、作らないと言った方がいいのか…。

冷酷な女帝といわれている彼女はどこか人を受け付けないような印象もあるからでしょう。

そんなある時、ジュンは彼女から組み敷かれ思いもよらない言葉を聞くことになります。

寝室のベッドにジュンを押し倒したロゼリンは、戸惑っている彼の言葉を遮るようにその首筋に顔をうずめ、顔を上げると彼女は初めてジュンに対して思っている事を話したのです。

ロゼリンはジュンの匂いが好きでした。

匂いだけではありません。

以前は顔が好きだと話しましたが、今度は目も好きなのだと。

目は、口ほどにものを言う…ロゼリンは、ジュンのその目が好きなようです。

無力を感じる日々

その話をされた後もロゼリンの態度が変わる事はありませんでした。

行為が終われば背を向けて眠る日々。

恋人らしい事を求めているわけでもないようです。

ジュンはそんな自分の立場に戸惑いつつも、夜の事以外ではかなりの自由をもらっていました。

昼間は勉強をしないといけませんが、内容はスカーデン帝国の言葉と礼儀作法のみ。

その他の空いた時間は自由時間ともいっていいくらいです。

もしこれが他の国の奴隷となっていたならば、こうはなっていないはず…。

ジュンは改めてスカーデン帝国に引き取られた事に安堵しつつも、やり場のない気持ちに疲れている様子。

そんな中、勉強の甲斐あってかティアルピ先生から試験の合格を伝えられます。

一般教養はもう合格となったジュン。

ですが、ティアルピは一つだけ見落としませんでした。

一般教養は満点を取ったジュンでしたが、どうやらスカーデン帝国の歴史は苦手な様子。

0点のテストを突き返されてしまっていました。

とりあえずは日常会話は出来るようにはなりましたが、歴史など深い部分は理解していないみたいです。

次は、歴史をもっと勉強するようにと言われたジュンは、本に記された地図を見てふと、故国の事を思い出します。

自分よりも優れていた兄達。

彼らを置いて一人生き残ってしまった無力な自分。

ジュンは、故国を復活させたいという思いとは裏腹に、なにも為せていない現状に深く息をつくのでした。

このお話の続きは、ぜひピッコマにて本編を読んでいただければと思います。