小説の中の悪女皇帝になったネタバレ65話【ピッコマ漫画】ユリアに騎士団長を告発したのは

テルンで何が起きていたのか？

ジェナに自分が本物のユリアではないとバレたかと思って焦るユリアでしたが、幸いそれは勘違いだったようです。

ところで、前回の話でテルン領主と騎士団長のピラターを捕らえたものの、ピラターが具体的にどんな悪事を働いたのかはまだわかっていませんでした。

しかしそこへある人物から有力な情報が寄せられます。

小説の中の悪女皇帝になった65話のあらすじ込みネタバレ

ジェナが黙ってしまった理由は

ユリアを治療しようと手を握ったジェナが急に無言になったので、ユリアは安原つぐみとしての記憶を見られてしまったのではないかと思って慌てました。

しかしジェナは、口元を手で覆うと急に立ち上がり、走って部屋を出ていってしまいます。

もしかして、とユリアは苦笑い。

ジェナはユリアが二日酔いになっているせいで気分が悪くなっただけでした。

言いにくそうに、これからは飲みすぎないでと注意するジェナに、メイドたちも必死に笑いをこらえています。

なにはともあれ、つぐみの記憶が見られたわけでなくてよかったと胸をなでおろすユリアでした。

フェリックスが通信装置を用意してくれたのでユリアは別室へ移動しました。

通信の相手はもちろんベヌース伯爵です。

ユリアがテルン城を落としたと聞いた伯爵は頭を抱えました。

ユリアから話を聞いたベヌース伯爵も、領主と騎士団長があやしいと感じたようです。

そこでユリアがテルンと他の領地との関係を調べてくれるよう頼むと、伯爵からは逆に、たまった仕事を片付けてくれと催促されてしまうのでした。

やはり悪いのはピラター

騎士団長のピラターは城から脱出しようとしていました。

金庫から金目のものを持ち出して逃げ、次のチャンスを狙おうとしているのです。

見たところ、警備も手薄のようでピラターはニヤリとしました。

皇帝は意外と間抜けだなとピラターは思います。

確かに美しかったし、指一本で自分のことなんて消してしまえそうだった…とピラターはユリアの視線を思い出して身震いしました。

急いで金庫に近づき、鍵を開けようとわざと傷つけた自分の指先を差し出したのですが、なぜか鍵はまったく反応しません。

その鍵は、家門の人の血にだけ反応するはずなのになぜ開かないのか。

ピラターが焦っていると、ユリアの声が響きました。

同時に魔法陣が光り、ピラターは地面に倒れ込んでしまいます。

しかし、それでも自分の罪を否定するピラター。

他の人に聞いてみれば、自分が無罪なのはわかるはずだとピラターは訴えましたが、そのとき一人の女性の騎士がピラターは嘘をついていると叫びます。

彼女の名前はバレーナでした。

実はピラターが領主の名前を使って住民に対してひどいことをしていると、ユリアに告発したのは彼女だったのです…。