復讐の皇后 ネタバレ1話～2話【コミコ漫画】処刑された未来を変えるため、パトリツィアは動き出す！

漫画『復讐の皇后』1～2話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

悲惨な未来から戻ってきた主人公、パトリツィアがどのような選択をするのかお楽しみください。

復讐の皇后1話～2話のあらすじ込みネタバレ

パトリツィアの夢

父親と対面し、女性――パトリツィア――はこの家門からクインネスを出さなければいけないのなら、私がなるべきだと、毅然とした態度で伝えます。

 

苦々しく顔をゆがめた父親も、クインネスに向いているのは妹のパトリツィアだろうと言いました。

そして父親は、パトリツィアが妙に落ち着いていることに驚いているようでした。

 

パトリツィアは、夢で見たからかもしれないと言い、ある記憶を思いだします。

それ薄暗い曇りの日のこと。

縛られて連座でギロチンに並ばされている光景でした。

 

それを一組の男女が冷たく見下ろしています。

列の先頭に立っているのは、パトリツィアの姉でした。

廃妃として呼び出され、震える足で彼女は断頭台のもとへ歩き出します。

 

ギロチンの遥か高みから、皇帝ルシオが冷たく恐ろしい声で、パトリツィアの姉――ペトロニラ――そして彼女の家族グロチェスター一族の斬首刑を宣言したのでした。

 

時は遡って、父と話したときから一時間前にパトリツィアは目を覚ますように、これらの恐ろしい現実を思いだしました。

つまり処刑されたときから3年前、パトリツィアが19歳のときまで時が巻き戻ったのです。

 

そうしてパトリツィアは、これが当たらしいチャンスだとしたら、姉ではなく私が皇后になって悲劇を回避することを決意します。

クインネスはパトリツィア

そのために、ペトロニラにクインネスになるのだと告げました。

それを聞いたペトロニラは喜びますが、同時に今まで皇后になりたがらなかったパトリツィアの変化に戸惑います。

しかし、パトリツィアは笑顔を返し、彼女の手を握りながら、運命を変える！　皇帝なんて愛さないと誓うのでした。

 

皇宮に行く当日の朝、パトリツィアとペトロニラは別れを惜しみ、抱きしめあいます。

そのさなか、パトリツィアはペトロニラのことを思います。

彼女は夢見がちな人で二人とも皇后に興味がなかったから、くじ引きで皇后候補クインネスにどちらがなるのかを決めました。

 

しかし、予想外にペトロニラは選考を抜け、皇后になりあの結末を迎えてしまったのでした。

姉と両親に激励され、皇后になるつもりのないパトリツィアは落とされて、無事家に帰って来ると告げました。

皇帝の愛人

女性が皇帝に、皇后候補の女性の名前を次々と話しだします。

どうして知っているのかと問う皇帝に、側室なんだから知るべきだと返します。

 

二人はベットの上にいるのでした。

愛人である女性が拗ねて見せると、皇帝は皇后が決まったら爵位を上げると伝えます。

 

さらにそっぽを向く女性に、皇帝がその女性だけを愛してるとささやきました。

そして、いつか皇后にするから心配するなと伝えるのです。

皇宮にて

皇宮についたパトリツィアを出迎えたのは、かつての未来で処刑間近までペトロニラの潔白を訴え続けたミルヤという侍女でした。

パトリツィアはそれを思い出し、彼女に笑いかけるのでした。

 

皇宮でのしばしの自室で休むパトリツィアは一人の女性の名前――ローズモンド・マリー・ラ・フェルプス――をつぶやきます。

彼女こそが先ほど皇帝とともにいて、ペトロニラやその家族らが処刑される原因となった女性でした。

 

彼女は皇帝に深く愛された愛人であるため、もしパトリツィアが皇后になってしまったら、彼らをかまうことなく真の勝者にならなくてはなりません。

ペトロニラが被った罪はローズモンドの子を流産させ、皇帝暗殺未遂でした。

しかし、あまりにペトロニラの無実はわかりやすかったのです。

 

しかしパトリツィアは真相を教えてもらうことはできませんでした。

それは誰も真実を知らなかったのかもしれません。

 

しかし、もうパトリツィアがクインネスになることで歴史は変わったのです。

そしてパトリツィアはほかの五人のクインネスとともに皇后選出のテストに挑むことになるのでした。

復讐の皇后1話～2話の感想

 

ローズモンドからは悪女臭が、皇帝も残酷な性格のようで、この先のパトリツィアの運命が心配です。

皇后に選ばれないといいのですが、タイトルにも皇后と入っているので心配ですね。

 

姉に着せられた無実の罪のせいで処刑されることになったパトリツィア。

彼女は未来を変え、姉を皇后にしないために、自分がクインネスになることにするのでした。