小説の中の悪女皇帝になったネタバレ71話【ピッコマ漫画】ビレス伯爵と古代魔法

小説の中の悪女皇帝になった71話のあらすじ込みネタバレ

ウスダンの前国王も変わった人物

ユリアはビレス伯爵に再び爵位をさずけただけでなく、空席となっているウスダン地域の公爵位も与えました。

ユーストとフェリックスは不満がありそうですが、ビレス伯爵の表情を見ると、こうなることを予想していたように見えます。

ところで、とビレス伯爵はウスダンの前国王であるカメリアは元気かとユリアに尋ねました。

カメリアは最近は薬草学にハマっているということをユリアは知っています。

それより、あのビレス伯爵でさえ、カメリアに2年も会ってないことにユリアは驚きました。

伯爵にも恐いものはあるようです。

というのは、カメリアはかなり変わった人物。

かつて、ウスダンとの戦争をややこしくした張本人でもありました。

カメリアは戦争が始まった後、ユリアに降伏しましたが、その際にある条件を出したのです。

それが、一人も〇者を出すことなく、ウスダンの国民を武力で納得させてほしい、さもなくばウスダンは最後の一人までランチェアに抵抗するだろうということでした。

そんなめちゃくちゃな条件に苦労したのは、主にユーストとフェリックス。

本当は帝国に属するつもりなんてないのだろうとみんなが考え、ユリアもそう思いましたが、なんとか戦争を終えることができました。

すべてが終わってからユリアはカメリアに、なぜ条件を出したのか尋ねましたが、カメリアは答えてくれませんでした。

これもユリアの記憶のなかで引っかかっている部分です。

古代魔法の手がかりはウスダンにある？

話題を変えてユリアはビレス伯爵に古代魔法のことを尋ねました。

歴史の古いウスダン地域なら古代魔法に関する情報が残っているかもしれないとシリルから聞いていたからです。

ユリアの質問に対するビレス伯爵の反応は、何か知っていそうな感じでした。

さっそくユリアは伯爵の助けを得るために詳しいことを話したかったのですが、伯爵からはこれ以上面倒に巻き込まれたくないからと断られてしまいました。

しかし、ビレス伯爵はウスダンの城まで来てくれたら話すつもりがあるようです。

最初から、ユリアから古代魔法に聞かれるとわかっていたような反応に、ついにユーストとフェリックスの堪忍袋の緒が切れました。

ユリアが寛大な心で伯爵を許しているのに、伯爵がユリアを試すような態度を取り続けるのが我慢できないようです…。