小説の中の悪女皇帝になったネタバレ27話【ピッコマ漫画】いざ出発！ユリアの警備の座を巡ってケンカが勃発

ユリアが大好きなフェリックス

ユリアがスチェーテ地域へ出発する日になりました。

一人で行きたいユリアですが、そうもいかないようです。

誰がユリアと一緒に行くか、フェリックスとユーストのケンカが勃発するのでした。

小説の中の悪女皇帝になった27話のあらすじ込みネタバレ

そのベヌース伯爵がユリアの言葉に笑顔を見せたのは、ユリアにとっても意外でした。

さてスチェーテ地域へ出発する日がきました。

気軽に1人で行こうとしたユリアの意に反して、どちらがユリアと同行するかでフェリックスとユーストは一触即発状態。

フェリックスはイースターのときのことをきっかけに、ユーストを一人でユリアに仕えた卑怯な人間と考えて根にもっています。

もちろんもともとフェリックスがユーストのことを嫌っているのもあります。

そもそもベヌース伯爵がこんなことを陛下に報告しなければ行かなくて済んだのにというフェリックスを、ユリアは彼も考えがあってやったことだからと諭しました。

フェリックスはベヌース伯爵のことも嫌いなようです。

ユーストとフェリックスから遠いところに行くのだから馬車に乗ってくださいと言われ、ユリアはしぶしぶ馬車で出発しました。

ユリアと一緒に馬車に乗ったのはフェリックスです。

馬車の中でユリアは考え事をしていました。

小説の中ではユリアは形式張ったことはせず、特に皇帝の座に就く前や直後はユーストと2人きりで行動することが多かったのです。

皇帝になったあとは征服戦争があったし、その頃がユリアの人生の中で平穏な時期だった…

ユリアがそんなことを考えていると、正面に座るフェリックスがマルカス公爵との昔のことを思い出しているのでしょうと声をかけてきました。

どうしてわかったのだと聞くと、陛下は昔のこと、特にユーストとのことを思い出すときそういう顔をするのでとフェリックス。

本来のユリアとは別人で、ユーストに対する思いも違うはずなのに、表情まで似ているとは不思議なことだとユリアは思います。

ところでスチェータ男爵はどうやって罰するつもりですか、と話題を変えようとするようにフェリックスはユリアに聞きました。

スチェータ男爵の不安

その頃、ユリアが領地に向かっているという報告を聞いたスチェータ男爵は焦っていました。

スチェーテの冬は過ごしやすく、絶景も見られるため、ユリアは療養に来るというのが表向きの理由になっています。

納得はできるが、曖昧な理由だとスチェータ男爵は不安を感じます。

2ヶ月前にフェーズ公爵が処刑されたばかりだというスチェータ男爵に、旦那様やエンビダ伯爵は無関係だったのではないですかと言う執事。

首都周辺にはフェーズ公爵よりひどいのがたくさんいるはずだから、こんな辺境の地を気にすることはないと執事は楽観的です。

皇帝はイカれたという噂で、そんなにすぐに正気に戻るわけがないという執事の言葉に、スチェータ男爵もうなずいたのでした。