小説の中の悪女皇帝になったネタバレ35話【ピッコマ漫画】今度は狩場で…続くユリアへのおもてなし攻撃

漫画『小説の中の悪女皇帝になった』35話についてネタバレ有りであらすじや読んだ感想をご紹介します！

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今度は狩場！張り切るスチェータ男爵

目が覚めたユリアはゆっくりする暇もなくスチェータ男爵に狩場へ案内されます。

ユリアに気に入られたくて張り切る男爵から、ユリアは狩場でも豪華なもてなしを受けるのでした。

 

迷惑だと思いつつ、放蕩な皇帝の演技を続けるユリアに注目です。

小説の中の悪女皇帝になった35話のあらすじ込みネタバレ

ユリアに気に入られたくて張り切りすぎるスチェータ男爵

フェリックスのおかげで部屋が片付き、ユリアはやっと眠ることができます。

目が覚めたユリアは今日はフェリックスに世話をされながらゆっくり過ごそう…と思っていた矢先、ドンドンドン！と部屋のドアをノックする音がしました。

 

今から狩場に行きませんか！とスチェータ男爵の声がします。

正直に言って迷惑…ですが、以前の放蕩のユリアのフリをするには喜んで向かわなければいけません。

 

しかたなく、でも嬉しそうにユリアは扉を開けました。

スチェータ男爵はユリアに気に入られようと張り切りすぎているようです。

 

男爵がユリアのために用意した馬車はキラキラと輝き、豪華そのもので、贅沢しているのを隠す気はないようです。

椅子はふかふかで座り心地も良く、目的地までユリアはのんびりさせてもらうことにしました。

 

ところが狩場に着くと、今度は馬車から下りたユリアの足元にはレッドカーペットが敷かれ、スリーピーススーツに身を包んだ貴族たちに出迎えられたので、ユリアは狩場に来たんじゃないのかとめまいがしそうになります。

でも放蕩な皇帝としては喜ばなくちゃ！とユリアはこんなに歓迎してくれるとは、と無理に笑顔をつくりました。

 

皇帝陛下にお会いできて光栄ですとスチェータ男爵が床に手を付き深々と頭を下げました。

ユリアはあえて何も言いません。

 

時間を空けるほど、自分たちに感服して言葉を失ったと思うでしょうというのがユリアの想像でしたが、まさにそのとおり。

 

スチェータ男爵は皇帝は感動のあまり言葉を失った！と腹の中で得意げです。

ユリアが見る限り、他の貴族たちもわざとスチェータ男爵が自分の味方になる者だけを選んで呼んだようです。

 

みな、陛下にお会いできて感激しておりますと言うスチェータ男爵に、ユリアはこれまで気にかけてやれずすまなかった、この「エンビタ」地域にこれほどの忠臣がいるとわかっていればもっと早く来たのにと言いました。

実はベヌース伯爵から、スチェーテ地域の貴族たちがエンビタ伯爵と犬猿の仲だという情報を受け取っていたユリアは、あえて彼らの反応を試したのです。

 

案の定、貴族たちは「エンビタ」地域と呼ばれた瞬間、ピクリと反応を見せ、スチェータ男爵はここ「スチェーテ」を気に入っていただけて光栄ですと言い直したくらいでした。

ユリアへのアピールに必死な貴族たち

それよりも陛下…と1人の貴族が口を開きます。

我々が陛下のために用意したものを見ていただきたいと言うのです。

 

狩りのための優秀な猟犬、腕の立つ狩の子、有名な職人がつくった弓、剣…

みなそれぞれ自分をアピールしようとさまざまな贈り物を用意しており、まとまりがありません。

 

スチェータ男爵の顔がすごいことになっていますが、ユリアにとってはむしろ好都合です。

次々と自分をアピールする貴族たちも、ユリアの反応が薄いのを見て、お疲れのところ申し訳ありませんと焦り始めました。

 

するとすかさずスチェータ男爵が、くつろげるところへご案内しますと提案します。

お前ほど私のことをわかっている者はいないなと言ったユリアに男爵は顔を輝かせました。

 

さすが寄せ集めの集団、ここまでお互いを牽制しあうとは…とユリアは思うのでした。

 

男爵はユリアを今夜泊まるテントへ案内します。

もちろん内部はきれいに整えられており、軽食も用意されていて過ごしやすそうです。

 

ユリアはベッドに腰をおろすと、またクズ皇帝になる時間か…と心の中でつぶやきました。

そして男爵をにらみつけると、私に話したいことでもあるのか、と言ったのでした。

小説の中の悪女皇帝になった35話の感想

ユリアは表向き、スチェーテへ療養に来たことになっているはずなのにスチェータ男爵は自分をアピールすることで頭がいっぱいで、ユリアを休ませる気はなさそうですね。

それともユリアは放蕩だから、休むより遊ぶ方が喜ぶと思っているのかもしれません。

 

放蕩な皇帝の演技を続けるのも大変です。

クズ皇帝になる時間だ、というユリアですが、今度は男爵に何を言うつもりなのでしょうか？

 

クズ皇帝ということは、ここまで歓迎してもらってさらにわがままを言うのか…