小説の中の悪女皇帝になったネタバレ36話【ピッコマ漫画】情報は十分揃ったのに動かないユリアにフェリックスは

スチェータ男爵や他の貴族の腐敗情報が集まり、いつでも処罰できる状況に

狩りの間にスチェータ男爵や他の貴族の腐敗について情報収集ができたユリア。

同じタイミングでフェリックスに頼んでいた調査も完了です。

すぐにでもスチェータ男爵を処罰できる情報が集まりましたが、ユリアはまだ動かないつもり…

それを聞いたフェリックスの反応に注目です。

小説の中の悪女皇帝になった36話のあらすじ込みネタバレ

スチェータ男爵の酷い手口が明らかに

ところで私に何か言いたいことがあるんじゃないのかとスチェータ男爵に言うユリア。

どうしておわかりに…と男爵は慌てていますが、朝っぱらから駆けつけてきて、わからないわけがないじゃないとユリアは思います。

理由はだいたいわかっていますが、私とお前の仲なんだから言ってみろとユリアは促しました。

男爵は意を決したように、実は先日自分が用意した男たちをユリアが気に入っていないのではないかと心配していたと話します。

朝、ユリアが彼らを追い出したと聞いたので、皇帝に「下級品」を用意してしまったのではないかと心配で…と言うスチェータ男爵。

人にランクをつけるような言い方にカチンと来るユリアですが、それを隠してふぅ、とため息をついてみせました。

ではどうして…と言う男爵に、私にはうるさい者がついているからなと今もカーテン越しに男爵の後ろに控えているユーストやフェリックスのことを匂わせます。

私は久しぶりに夜通しで遊びたかったのにと言うユリアに男爵は嬉しそうな顔をしました。

するとユリアは、どうやってあんな可愛い連中を連れてきたんだと男爵に尋ねます。

男爵が言葉に詰まったのを見て、ユリアは私のそばには役立つ者がいない、私のために力を尽くした男爵に褒美を与えたいんだと言いました。

ユリアが予想以上にユーストたちを邪魔者扱いしていること、そしてユリアが自分を信頼し、うまくいけば皇帝の補佐も狙えそうだと男爵が考えているのがユリアには手にとるようにわかるのですが…

男爵が何も言わないので、やってることに対して肝の小さい男だと思うユリア。

男爵に考える時間を与えまいと、ユリアは私がここまで言ってるのに、どうして私の意図を汲み取ろうとしないのかと大声をだしました。

でも…となおも言葉を濁す男爵に、あんな可愛い男たちは久しぶりだったとユリアは付け加えました。

フェーズ男爵が連れてきたのも悪くなかったが…と言いながら、ユリアは私って本当にクズねと思います。

するとようやく男爵は、身分の低い者たちにチャンスを与えただけだと言いました。

回りくどいことが嫌いなんだと怖い顔をするユリアに男爵は彼らが志願したんだと話します。

そうだったのか！とユリアが嬉しそうな顔をしたためか、男爵はやっと本当のことを話し始めました。

実は彼らには莫大な借金がありましたが、男爵は借金の減額を餌に志願者を募ったのです。

この男は本当にクズね、と苛立ちを覚えるユリアでした。

狩りは面白くないが、情報収集はバッチリ

今回の狩りはみんな自分の主張と他人をけなすことばかりで面白くないけれど、収穫は多かったとユリアは一人、テントの中で考えています。

寄せ集められた貴族はお互いの悪口ばかりで、ユリアが調子を合わせるとペラペラと他の貴族の腐敗の情報をしゃべってくれ、調べる手間が省けたのでした。

そこへ調査完了です！と笑顔のフェリックスがやってきます。

ユリアが予想していた通り、スチェータ男爵は資金源から入手経路までドロドロでした。

城の建築には借金を口実に人を集め、こき使ったにも関わらず利子はほんの少ししか減額しなかったようです。

救いようがないなとユリアが口にすると、フェリックスはさっさと罰を与えましょうとどこか楽しそう。

しかしユリアは今罰すると他の連中の逃げ道を作ってしまうと考え、もう少しの辛抱だとフェリックスに伝えました。

そしてもう一つフェリックスに頼んでいた、ベヌース伯爵への伝言は伝えてくれたかと確認します。

明日の夜までにまとめて報告するそうです、と嬉しそうに報告するフェリックスの肩をポンと叩き、では次の罠をしかけようかと言ったユリア。

フェリックスはなぜか少し間があったあと、はーいと返事をしたのでした。