小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ20話【ピッコマ漫画】ユーストの想いに複雑な感情を抱くユリア、そして新たに登場する謎の人物の正体とは・・・！？

前回19話のラストで、熱心に馬の世話をするユーストを見つけたユリア。

この後、ユリアはユーストと二人でイースターに出かけるのか、それとも一人でそっと立ち去ってしまうのか、今後の行動に注目ですね！

そして、この20話では物語に潜むある謎がさらに深まる回となっています。

一体どんな謎なのか、気になりますよね・・・

早速ネタバレを見ていきましょう！

小説の中の悪女皇帝になった20話のあらすじ込みネタバレ

ユーストを見つめるユリア

厩舎で見つけたユーストの整った顔立ちに、思わず見入ってしまうユリア。

すると、「ユーストは、初めてユリアに忠誠を誓ったときに彼女からプレゼントされた短剣をお守り代わりにいつも持ち歩いている」という小説の内容が突如頭に浮かんできます。

いきなり頭に流れ込んできた小説の内容に少し戸惑うユリアでしたが、ユーストを見つめるうちに小説の中では彼がユリアに恋愛感情を抱いていたことをふと思い出します。

腐敗していく皇帝の姿を目の当たりにしてもなお反逆を決心できなかったのは、長年彼がユリアに抱いていた想いが大きかったから・・・

彼の気持ちを知りつつも、自分がもうユーストの好きな「小説内のユリア」ではなくなってしまっている事実にユリアは少し複雑な感情を抱くのでした。

ユーストとの会話

ため息をついてその場を立ち去ろうとした瞬間、偶然ユーストと目があってしまうユリア。

物陰に隠れてユーストをじっと見ていたユリアは焦りますが、そんなことお構いなしにユーストはユリアにしか見せないとびきりの笑顔で話しかけてきます。

その笑顔に、罪悪感を覚えてしまうユリア。

休日に何をしていたのかと尋ねるユリアに対して、最近自分の馬をあまり世話できていない気がするのでと答えるユースト。

その時、不意に地面に落ちたユーストの短剣を見て、ユリアはやはりあの時自分が授けたものだと確信します。

馬の世話は陛下もよくされていたではありませんかというユーストの言葉にも、自分が本来のユリアではないことを実感させられて思わず黙りこくってしまうユリア。

すると、ユリアの格好に気づいたユーストがどうされたのですか？と不思議そうに尋ねてきました。

ユリアはせっかくの休日だから、城の外を見回ろうと思っていることを話します。

すると、真剣な表情で自分が付き添いをすると言い出すユースト。

帝国最強のユリアに危害を加える人間など誰もいないし、部下の休みを奪うわけにはいかないとユリアは断りますが、ユーストは全く諦めるつもりはない様子。

2年前も私か、せめて他のものがついて行っていたら・・・と後悔を滲ますユーストを見てユリアは疑問を抱きます。

突如記憶に現れた謎の人物とは・・・

小説の中には、2年前にユーストを後悔させるような出来事は一切書かれていませんでした。

思えば薬を盛られていたと知ってから、ユーストにもフェリックスにも過剰に心配されるようになったユリア。

前世では原作を３回も読み返していたにも関わらず、心配されるような出来事に全く心当たりがないユリアは何かがおかしいと感じはじめます。

2年前にいったい何が起こったのか・・・

思いを巡らせていたその時、謎の人物が発する「眠りなさいあなたの記憶」という言葉が脳内を貫きます。

強烈な頭痛に思わず足元がふらつくユリア。

辺りには、陛下！！と叫ぶユーストの声が響き渡るのでした。